デイライトの再設置への前準備

今度設置しようと思っているデイライトは、COB(Chip on Board)と言って。
基板に直接発光素子が載っているタイプなので、気になる部分を一回分解してみようと思って分解。

関連情報URLに、軽い分解手順を載せておきます。

気になったのは、コントローラーの中身。
ノートに部品構成と接続パターンを書いていったけど。
その中で、U1に『QX5241』ってICが載っていて検索をかけると。

データシートが出てきて、その中の主用途例とほぼ同じ構成。

このデイライトは、12/24Vの両方で使用可能で。
このIC『QX5241』が制御しているみたい。

ぶっちゃけて言えば、定電流ダイオードのさらに大電流版みたいなもの。

データシートの中に、LEDに流す電流値を決める式があって。
それによると、I_LED=0.2/R_CS。

R_CSというのは、基板でいうR1,R2の事で。
R1,R2の表記は『R620』、つまり0.62[Ω]。
ただR1,R2は並列に並んでいるので、合成抵抗値の0.31[Ω]がR_CSとなる。

これを式に当てはめると、LEDに流れる電流値は0.65[A]になるけど。

実際には、0.57[A]程度だった。

R_CSを変える事によって、流す電流を変えることができるけど。
抵抗値がゼロコンマ単位なので、手頃な電気パーツ屋だと手に入らないから今回はこのままいこう。

本当は、LEDデイライト本体も分解してみたかったけど。
流石にここは破損しそうだったので、何年後かの交換の時にでも分解してみよう。

↓フォトアルバムに簡単な分解手順を載せときます。