2020/07/06 EL版FCコマンダー　代替OLED動作解析

ドライバにSSD1309を使用した代替候補品の
MCOB128064T1V-WPで代替動作解析を行いました。

FCコマンダー側はSSD1303に対応
（FCコマンダーバージョン0.9.70）している基板を使用。

追記：
外形寸法は
表示面の高さが現行品２.５ｍｍに対して
代替品は４ｍｍと１.５ｍｍ厚い事。
⇒表示部面は問題ないが、操作部に若干影響が出るので採用は止めました。

インタフェースの解析＆改造しやすくするために
ジャンパ線で制御基板とOLEDパネルを接続。
当然ながら表示は左右反転し、水平方向に数ドットずれて表示されます。

ロジックアナライザを接続し、イニシャル時のコマンド解析を行います。

電源投入時のコマンドです。
コマンド”AE”から始まっています。

ロジックアナライザで取得出来たコマンド列を順番に記載しています。
画面の左右反転については、Set Segment Re-map　コマンドによって
設定されているのが確認できました。

問題の水平方向数ドットのずれについても原因が判明しました。
SSD1303のcolumn address 131 に起因。
ハードウェア追加での回避は不可能。