RCSマスターシリンダーの誘惑に負けました😉

GSR750のブレーキマスターシリンダーはbremboのラジアルポンプ（φ19x20）が購入時から装着されていました。
ラジアルポンプはGSF1200のときも使用していましたが、そろそろRCS（レシオクリックシステム：マイナスドライバー1本でレバーレシオを18と20に切り替えできる）を使ってみようかと導入したのが今回の17RCSです。
もっともらしいことを書いていますが、自分で選んだパーツを使いたいというのが一番の理由です(笑)

これまで付いていたタンクは小型のS15タイプで、純正よりも大きくなる社外のカウルに変更しても干渉しない絶妙のポジションでした。

ところがRCSに変更すると（しなくても本来は）タンク容量が不足するためS50が推奨品になります。
また、ラジアルポンプとはハンドルホルダーが共通でないため使えません。部品箱からミラーホルダー付きハンドルホルダー（恐らくホンダ純正品）を探し出しました。
余計な刻印などをリューターで削り、シルバーをブラッセンで黒染めして準備完了です。
ただ、手持ちのタンクステーでは狙った位置にタンクを設置できません。
とりあえず形にしたかったので、これまた部品箱にあった何かのケーブルクランプをバーナーで炙りつつ曲げて
S50と合体させました。
それっぽくなったところでMITYVACでエア抜きします。

カウルとオイルタンクのクリアランスがほぼなく、ブレーキフルードを注ぐのもキャップをするのも面倒でした。
何より走行中の振動で干渉してしまいそうなのが心配です💦
カウルを純正に戻せばそのまま行けそうな気もしたのですが、別なステーを入手してタンクを手前にオフセットすることにしました。

ブラックのタンクステーとスモークグレーのオイルタンクがイイ感じです。

オイルホースも長めのものに交換したので、ホースをよく揉んでホース内に溜まっているエアを気泡にしてタンクから追い出しました。
一番上にホースがあるのでそれだけでじゅうぶんとは思いつつ、安全に関わる部位ですのでマスター側、左右キャリパーそれぞれからもエア抜きを行ないました。

レバーレシオ18で走ってみたところ、レシオ20に比べてブレーキングの唐突感が少なくボリュームの様で、路面の情報が掴みやすいフィーリングでした。
18は自分の乗り方に合っているようで
す。