2016年04月23日
益城震源の震源および
阿蘇震源の本震から一週間が過ぎた。
こうしてブログを綴っている今も
余震は容赦無く襲ってくる。
家やモノが崩れ
ライフラインが切り裂かれ
全てが押し潰される感覚に
落ち込み
心が折れてしまいそうな瞬間もあった。
それから始まった被災生活。
知らない者同士
避難所や瓦礫撤去の作業中出会った人と交わす挨拶
おはようございます。
ご飯のお裾分けを貰って
ありがとうございます。
夜が明けたら
水汲みして一日がはじまり
出来るだけ容器を汚さないように
ワンプレートの朝ごはん。
瓦礫を片付け
遠く茨城から大阪経由で届けて貰った
貴重な物資を引き取りに行き
それを同じ数ずつ仕分け
町内の一軒一軒に
水と食糧を配って回る。
そんな一日が暮れはじめ
明日こそ電気と水が来てくれたらいいなぁ
と夕焼けの山に願い事。
互いに頑張れよって
声掛けあって
お隣さんと物々交換。
どこか懐かしい様な
つつましく素朴で
なんだか僕が小さかった頃の昭和の日常を
今あらためて体験しているような気持ち。
夜が明けたら働いて
陽沈んでまた明日。
もしかしたら
地震が教えてくれた
忘れかけてた
大切な事かもしれません。
Posted at 2016/04/24 00:04:58 | |
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地震 | 日記