内装組立その1 (スポンジシート取付など)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今日からは組立をしていきます。
先に内装を取付します。せっかく?カーペットまで取り去ったので床面に吸音材的なものを敷き詰めて断熱と静音、デッドニング的な事を目論見ます。
で、家の中を探すと❶がありました。スポンジでできたシートですね。畳1枚分くらいの広さがあり厚さは8mmほど。すごく軽い。2枚ありました。
父の持ち物のはずです。来ていたので聞いてみたらキャンプで使うものらしい。もうキャンプに行く事はないだろうから使っていいとの事。
おそらくテントの中に敷いて地面へ熱が奪われるのを防ぐために使うものなんだろう…だとすれば断熱性は高いでしょう。スポンジですから静音効果もあるでしょう。
これくらいの厚さならカーペットの下に敷いても座席などの取付にも支障はなさそうだしこれを使いました。本当はソファーを分解して中のスポンジを使おうと思ってました。手間が省けてよかった。
❷新聞紙を床面に当ててサインペンで大まかに型を取り型紙を作ります。
❸それをスポンジシートに写してカッターで切り抜きました。
❹微調整して床に置きました。
2
前座席の足元、前座席の下部分、後部座席の足元、後部座席の座面下、トランクルームへ同じように適当な大きさにカットして敷き詰めました。
カーペットを上から被せてカーペットは前座席の足元奥やステップのカバーで固定されるのでこれらのスポンジシートは殆どロクな固定をしていません。後で座席などを固定する時にちょっとズラしたりする事もありますし。
センタートンネルの側面部は両面テープやアルミテープで貼り付けましたがテープが弱いのか上手く張り付きませんでした。
トランクルームに敷いた分は後で取り付けた収納ボックスの蓋などに干渉したので使いませんでした。
3
さてここからは復元作業です。
よくある「分解した逆の手順で組み立てます…」というやつですが手順が多過ぎて大変です。
(上)カーペットを敷きました。柔軟剤のいい香りがしました(^^)
(下)センターコンソールを取り付けて前座席を取り付けました。シートレールが歪んでいたのかスポンジシートの厚みの所為なのかシートを固定するボルトがやや入れづらかったです。
シートレール固定ボルトはきつく締めなきゃいけません。緩んで運転中に動いたら大変です。
運転席側はシートベルト装着のカプラーも差し込みます。うちの子には助手席側にはこのカプラーはありませんでした。
次はステップのカバーなどを付けようと思ったらその前に塗装のために外したウエザーストリップをつけなきゃなりません。
手順をよく考えてやりますが取り付ける順番を間違えます。
ウェザーストリップはただ差し込まれているだけです。
4
さて次はリアシート周りやトランクルーム周りの内装を組立ようと思ったのですが。
よく考えたら先にウイングとバックドアを付けないといけません。
ウイングの取付ボルトは天井の内装の中にあります。ハイマウントストップランプのカプラーもあります。
バックドアのウインドウォッシャーや電熱線のカプラーを付けてしまわないと右リアタイヤハウスの内装を付けられません。
先ずはウイング付けました。防水シールが切れてましたので隙間テープを使いました。大丈夫かしら?
バラバラにした時の写真(整備記録に上げた数よりもっと多くの写真を撮ってありました)が役に立ちました。どんなボルトナット、ネジ、スクリューリベットを使ってたのか…組み立てる順番…すごく役に立ちます。それがないと組立られないでしょう。それでも間違えるのですがw
私は一応外したボルトナットなどは分別して保管していましたのであまりナットを探し回る事はありませんでしたが、小さいビニール袋に入れてメモ書いておく方がさらにいいでしょう。(次からはそうします)
5
そしてバックドアの取付時に問題発生しました。
上の写真のドア取付部から飛び出ている部品。上下のドアヒンジの間にあります。散々調べて名前が分かりましたがドアチェッカーというそうです。
ドアチェッカーはドアを開いた時、途中で止めるために使います。これがないとドアを開けるとブラブラになって少しの風や傾きでもドアが動いてしまいます。
今回、バックドアのチェッカーが途中で止まっていて赤矢印の方向にこれを引っ込めないと邪魔になってドアを取り付ける事が出来ません。
手で押し込もうとしても戻りません。ハンマーで叩いてもダメ。ブラブラなので押し込めそうな気もするけどできません。
ドア側に固定しているボルト外して取り出してみようとしてもボディ取付部が邪魔になって抜けません。取付部はピンで固定されていますが抜けません。抜けないように少し拡がるようになっていました。叩いてもチェッカーはブラブラなので力が入りません。
もしかしてドア取り外しの時に壊したのか?だとしたら交換するならパーツナンバーは?
焦りました。ダチにライン送っても忙しいのか既読にすらなりません。
いろんな検索ワードで調べてやっと部品名を知りました。なんか落ち着いてきました。
そして一旦このチェッカーのドア側のボルトを外してドア内部へ引っ込めておき、ドアを固定してからチェッカーを引っ張りだしてボディ側とドア側のボルトを締め付け、重たいバックドアをゆっくり開け閉めするとギギッという音と共にチェッカーは動きました。
これもテコの原理ですな。あれだけ力を込めて押し込んでもダメなものが本来の動かし方で素直に?動くもんなんですね。
チェッカーにはシリコンルブをぶちまけておきました。少しは動きの渋さが軽減されました。
6
そんなこんなでバックドアの取付が完了し、トランクルーム部の内装を取り付けすることができたのでした。
リアシートも取り付けようかと思いましたが疲労困憊したのでこれでやめました。
ちなみに手順をよく考えたつもりでしたが至る所で間違えてやり直しを繰り返してしまいました。
さらにちなみにリアドアを取り付ける際にカプラーをつけますがカプラーはBピラーの内側にあります。すでにBピラーの内装や運転席のシートベルトアンカーをつけてしまいました…(*´-`) 後日やり直しです。
それでも分解するよりも圧倒的に早く作業が進む気がします。
次はフロントドアを再デッドニングしてドアを取り付けます。
バックドアにもスピーカーつけてもいいんですが今日は焦り過ぎでやりませんでした。フロントドアに付いていた純正のスピーカーがどこかにあるはずです。まあいつでもできるでしょう。
それからエアコンのエバポレータ?の清掃もしなきゃ。
前側のシートが付いたりバックドアが付いたりしてなんだか自動車らしくなってきました!
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