パワーウインドウ修理(左)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2014年に高速道路で右側の
パワーウインドウが壊れた後、
修理で復活しましたが、
この度は雪&寒さの影響か?
左側も動きが悪くなりました。
症状はスイッチを操作すると
息継ぎしながらゆっくりと動くのですが、
途中で止まってしまいます。
モーター音はしますので、
右側の時とは症状が違います。
早速修理。
まずは、ドアカバーを外します。
2
全てを分解整備するため、
まずは取り外しから。
以下の順番で。
①スピーカー
②Aピラーの三角ゴム
③ガラス固定ネジ(2本)
④上下に動く際のレール(太いのと細いの)
⑤ガラスの上限ストッパー(2個)
⑥ガラス押さえ(2個 ブラシ付き)
⑦モーター
④と⑥は取り外す際、パーツの位置を覚えておきましょう。
私は手当たり次第に外したので
あとで苦労しました。
3
全てのパーツを外したら、
ガラスを抜き取ります。
③のガラス固定ネジはドアノブ下の
サービスホールからしか外せないので、
不動の場合は苦労します。
私の場合は大きいサービスホールから
手を突っ込んで外しました。
4
バラして取り外したパーツ類です。
動きが悪かった原因は
①上下のレールのグリスが劣化して固着
②モーターの歯車のグリスも劣化して固形化
③左右にスライドする細いレールも
グリス劣化(✖️の上下に付いてる長いのと短いの)
①は特に酷く、レール内部がザラついていて
動きが悪くなっていました。
※動くメカニズムは2014年4月の
整備手帳に記載していますので、
よろしければご参照ください。
5
固着して劣化したグリスを
パーツクリーナで除去しようとしましたが、頑固でビクともしません。
灯油で着け置くのが一番でしょうが
時間がないのでウエスとブラシで
ゴシゴシ擦り取りました。
その後、可動部分にグリスを塗ります。
少々高価ですがモリブテングリスを使用します。
写真は左側から順番に
①ガラス固定ネジ
②上下に動くレール内部を通るコマ
③ガラス上限ストッパー
じつは②のコマの動きが重要です。
スムーズにに回転して、
なおかつ角度が自由に変わるように
清掃しなければいけません。
コマの裏表にもグリスアップします。
6
充分にグリスアップしたら組み付けします。
ここで注意点
①ガラスは取り外すときに1番上まで
上げると2ページ③のガラス固定ネジを
付けれませんので、真ん中くらいにある
500円硬貨大のサービスホールの
位置に合わせておくと良いです。
②ガラス上限ストッパーは締めた
状態だと反対側にネジが飛び出して
ドア外側のサイドシルを痛めてしまいます。ある程度緩めておいてフラットな
状態にして取り付け、ドアガラス固定後に
サービスホールから手を入れて
締め付けすると良いでしょう。
③モーター、レールを仮止めした状態で
ガラスを入れます。
凹部からコマとガラスストッパーを入れて、中でガラスをスライドしてレールに
コマを入れてからガラスをネジ止めします。
④モーター取り付け部の10mmネジは、
締めすぎるとバカになりやすいので
注意しましょう。
⑤ブラシ付きガラス押さえと
ガラス上限ストッパーは最後でも
大丈夫です。上から入ります。
この時、ピックアップツールがあると
便利です。
7
各ネジを締め付けしたら、動作確認。
う〜ん スムーズに動きました!
その他の注意事項
ブチルゴム(別名 白い悪魔)には
気をつけてください。
服に着いたらえらいことになります。
私はズボンがオシャカになりました。
ドアは開けた状態で作業しますので、
下に土台を置いておくと、
上からガラスを入れるとき、
力を入れても安心です。
今回も0円で修理完了しました。
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