CPV35に4点式シートベルトを付けてみた

こちらは運転席側。バケットシートに変更しているので比較的スペース的には余裕があります。後ろ側のシート取付ボルトにＬ型ステーを挟み込んで、アイナット＆ボルトを取り付けています。

上記のアップ画像です。ボルトサイズはＭ10ですが、シートやシートベルトの取付穴に直接装着する自動車用アイ（アンカー）ボルトは細目で非常に高価な為、ステーを介して一般的なJIS規格のＭ10ｘ1.5のアイボルトを使用しています。ステーは6㎝ｘ6㎝。シートレール取付部はフロア面より凹んでいる為、これ以上長いステーだと凹み部に収まりません。今回使用したステーやアイボルトは一般的なホームセンターにて2～300円で入手できます。

続いてリヤシート側です。シート座面は前側を上に向けてグイっと持ち上げればロックが外れます。片側はリヤシートベルトの取付ボルトに共締めします。

反対側はシートベルトキャッチ共締めではなく空ボルトがあったのでそちらへ取り付けました。今回はリヤシートを戻す予定上、この位置の方がベルトの取り回しが楽な為です。リヤシート座面を付けない場合でしたらキャッチ側のボルトの方が太い（Ｍ12、黄丸ボルトはＭ10）為、強度は高くなると思います。

同乗者から「この車の純正シートはホールド性がクソ」との苦情が出たので助手席側にも4点式装着の為、運転席と同じ要領で取付ます。

助手席シート側にもステーとアイボルトを装着します。こちらは純正シートの為、シートレール後部のカバーを撤去する必要があります。

シート座面を取り付けました。外側は座面の穴から、内側は座面と背面の間から出しています。

フロント側にも4点式本体を取回して、長さを調整したら終了です。純正シートに取り付ける場合、この車は背もたれを前に倒すと自動で前にスライドする為、中間の接続キャッチを分割してから背もたれを倒さないと4点式がひっかかってパワーシートが壊れる可能性もありますのでご注意を。