走行中にナビの操作をする方法(パーキングブレーキセンサーをアースに繋ぐ)

スバル純正のKENWOOD彩速ナビKXM-H701を走行中にも操作出きるようにします。テレビも見られます。

※言わずもがな運転中のナビの注視は禁止されています。

使った道具
内装剥がし、マスキングテープ、プラスドライバー、安全ピン、ニッパー
必要な部品はありません。

スバル純正ではKXM-H701ですがベースとなる市販モデルはMDV-Z704です。メーカーにて確認済み。

KENWOODのホームページからMDV-Z704の取付説明書をダウンロードします。

配線図を見るとパーキングブレーキの信号を受け取っているのは「若草色」のコードだと分かります。
これを切断してアースに繋げば完成です。

アースとはGNDのことで、このナビの場合右側面にネジ止めされている黒いコードがそれです。これと若草色のコードを共締めすればOKです。

若草色とは白に限りなく近い緑色です。濃い緑と間違えないように。

BRZでは3本のコードがカプラーでまとまっています。切っても良いのですが、分解してコードだけ抜いた方がスマート？

写真では外れていますが、親指のところに横長のコの字のパーツがあるのでマイナスドライバーなどでこじって外します。そしてカプラーを分離して雌側の中を覗くと端子が抜けないように「返し」がついているので安全ピンや千枚通しをつかって広げれば端子が抜けます。

端子が抜けたらアース(GND)に共締めです。ちょうどGNDのC端子の根本に隙間があったのでそこに挿して上からカシメました。

パネルの外し方ですが、内装外しやマイナスドライバーでクリップ部分をこじればパネルが浮き上がります。
比較的弱い力で止まっています。１ヶ所が少し浮いたら次の場所、また次へと少しずつ浮かせるのがポイント。

内装剥がしなどを使う際には、道具と道具が当たる対象の部分にマスキングテープや、養生テープを貼り付けることで傷を付けずに取り外し可能です。

画像は整備要領書に記載されています。