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オンボロベンツ乗りの"キャリィダンプ" [スズキ キャリイトラック]

整備手帳

作業日:2024年2月11日

2024年1月31日 錆がかなり出ているキャリィダンプのルーフ塗装に着手することにしました その1

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
2024年2月2日

我が愛車キャリィダンプですが、車体にもチョイチョイと錆はあるものの車体のフレームやその他床下部分の錆びは少なく良好な状態ではあります。
一方でこの写真の通りルーフ部には錆が出ており、このままでは見栄えも悪い上に錆がどんどん進行して再起不能になる可能性も有ります。

ということで、錆を処理してルーフの塗装をする方向で進めることにしました。
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この写真も以前に使った写真ですが、キャビン部分も含めて白の塗装が劣化しており、ボディを指で触ると劣化してチョーキングを起こしている為に指に白い粉が付く状態でした。
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実は助手席側のドアの金属部分に車庫証明の丸いシールが貼られており、これまたドアの塗装を腐食させていたのでシールはがし液とスクレーパーを使って除去しました。
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そのうえでRSE-1250を用いて3Mのハード1Lでキャビン部全体を軽く研磨してみました。
結論としてはソリッド白塗装の表面部分が劣化しているだけであり、表面を研磨すると艶がある塗装が出てくることが分かりました。
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ポリッシャー用いて研磨できる部分だけの研磨でしたが、この写真を見るとボンネットやフェンダー、そして側面ドアなどに艶が出て反射しているのが見えるかと思います。
6
問題はこのルーフですね。
1枚目の写真で見ると大した問題ではないように見えるのですが、荷台に乗って前を見た際の錆びは結構深刻でした。
ワイヤーブラシで錆を擦ってみましたが、ワイヤーブラシでどうにかなるレベルではありませんでした。。。
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息子は黒錆び転換材を活用して簡易的な処理を考えたようですが、全く使い物にならず余計に手間が増えました。。。
錆び転換材は錆びに作用する成分だけではなく、ラテックス的な高分子ポリマーが入っており、この黄土色になっている部分がゴム的な成分で固まっています。
さらにこのゴム部分が土台の塗装面や金属面にガッツリと密着していれば良いのですが、擦れば容易に剥がれてくる状態でした。
さらにこのゴム的な高分子ポリマー部分にちゃんと塗装が乗るのか???と大いに疑問だったので、結局はこの黒錆び転換材を全て研磨除去しつつルーフ全体の錆びを研磨するという大仕事になりました。。。
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この写真で使っている研磨スポンジですが150番の番手を使っています。
これでも本格的な錆の除去には随分と苦労しました。。。
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まだまだ先は長いです。。。
大して密着していない黒錆び転換材部分の除去は簡単ですが、根深い錆の除去には半日以上の時間が掛かりました。。。
結局研磨作業が終わったのは夜になってからでした。
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ちょっと時間は戻りますが、かなり激しく金属地肌が出るまで錆び部分は研磨しています。
そのような金属地肌状態を一晩放置するとまた錆び始めます。

息子にルーフ作業を継続させている間、私はオートバックスに走ってこちらのシリコーンリムーバー (シリコンオフと同じようなモノです)と、、、
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プラサフホワイト(白サフ)を買ってきました。

この日の夜になって研磨作業が終わった後に、そのまま簡単なマスキングを行ってプラサフ塗布までを行うことにしました。
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ペイントブースなど無いので、民家が近くに無くと自動車が1台も停まっていない大きな駐車場の心当たりがあったので、23時過ぎにプラサフ塗布を行うことにしました。
懸念事項としては、寒い冬故に噴霧中にプラサフの缶内のガス内圧が低下してブチュブチュと大きな粒でプラサフ液が出てくることでした。
事前にプラサフ缶をダッシュボード上のエアコン吹き出し口で十分に温めておき、2本のプラサフを交互に温めながら使用することにしました。
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前回あたりにお伝えした通り、今回はルーフの凹みは処理しないことにしました。
また塗装範囲も写真右側の溝までとしたので、右端のドア上部分などは再塗装はせずにタッチアップで処理することにしました。
とにかく今回は「左右端の溝と溝の間の純粋なルーフ部分のみ」の吹き付け塗装にしました。

ということで、プラサフ吹き付け終了後(2本分)の写真です。
微妙に立体感があるゴミがあったりしますが、どのみちプラサフ面は研ぐのであまり細かいことは気にせずに簡潔に作業しました。
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どうでしょうか?
突貫作業の割には錆も除去の上でマシなプラサフ吹き付けまでは完了したのではないかと思います。
なおこの時点で時間は2月3日の深夜12時半になっていたので、この日はこれで作業は終了として家に戻りました。

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この記事へのコメント

2024年2月13日 2:33
オンボロベンツ乗りさん、こんばんわ~!

ちょい遅コメントになりすみませんm(__)m
夜遅くまでの作業、お疲れさまでした
そう、確かにこの時期の塗装はだまになってる塗料がプチュって飛び散ったりするので確かに缶スプレーをお湯につけて温めたりと気を使いますよねぇ~
下地がきっちり出来てないと仕上げに差が出てくるのでここからがオンボロベンツ乗りさんの腕の見せ所ですね(^^♪

プラサフの乾いた後の下地調整と本塗り、磨きまでの工程、楽しみにしております
コメントへの返答
2024年2月13日 20:57
Leo777さん
こんばんは。
今週は暖かい感じですが、先週・先々週はとても寒くてブチュってなりかねない環境でした。
自宅作業だと湯煎作戦が出来るのですが出先だと対応できず、移動中にエアコンで缶を温めておく作戦で対応しました。
本当はもっともっと時間を掛けてルーフ全面を下地が出るまで削り取れれば良かったのですが、そこまでの時間と気力が無かったのである程度エイヤー作業になってしまっています。
とはいえ、塗った部分は長期間に耐える必要があるので、作業工程は手抜きせずにセオリー通りに行いました。
サフ削りは息子も私も手を真っ白にしながらの作業だったので、実は1枚2枚程度しか写真が無く悩んでおります。。。
本塗りの部分は色々と撮影はしたものの、変わり映えしない感じで違う意味で悩んでおります。。。
本塗り後の研磨ですが、あまり頑張って削るとサフが出てしまったりするのが怖く、昨日2000番で撫でる程度の耐水ペーパー研磨をしましたが塗装の梨肌感は取れておらず、1500番などで磨き直すかもうちょっと2000番作業をして、後はポリッシャーによる研磨で誤魔化すかを検討しています。
軽トラのルーフはそれ程目立つ部分ではないので、下手に削ってソリッド塗装の塗膜を薄くしてしまうのであれば、梨肌状態ではあるものの塗膜維持をした方が良い気もしています。
クリアが乗った塗装なら違う意味で簡単なのですが、白塗装が露出しているソリッド塗装ゆえに悩んでおります。。。

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何シテル?   06/01 12:44
オンボロベンツ乗りです。2001年式のW210ワゴン(S210)E320アバンギャルドをチョロチョロ触りながら楽しんでいます。超不人気車ですが乗ってみると何とも...
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