フロントロアボールジョイント交換①

この前フロントアッパーアームのメンテをしていた時にロアボールジョイントのブーツに亀裂が入っていたのを見てしまった為に交換します。

ネットで検索すると「大野ゴム」と言うメーカーから車種別にボールジョイント用ブーツが販売されておりカシメる事で交換出来るようです。
ボールジョイント単品だとそれなりのお値段がするのでブーツだけ交換出来ればありがたいです。
取り合えず４個注文しときました。

ついでに車高が下がった時のロールセンターを補正する為に「ロールセンターアジャスター」も注文しときました。

ところがロアボールジョイントはハブ側と車体側にそれぞれ付いており、ハブ側だけだと思ったら車体側も怪しそうです。

ボールジョイントの先はテーパー状になっておりガッチリ食い込んでいるのでボルト外して叩く程度ではビクともしないので、「ボールジョイントプーラー」が必要になります。

かなりきつく締めこんでから、ボルトの頭側をハンマーで叩いてやると「バギン！」という物凄い音と共に外れるので、初めての人は驚くと思います。
外れる時に工具が飛んで行く事もあるので逃げれる体勢で作業した方が良いです。
実際過去にやった時は工具が数メートル吹っ飛びました( ﾟДﾟ)

いつ外れるか分からない、まるで「黒ひげ危機一髪」のような緊張感のある作業になります。

ハブ側です。
パックリ割れて穴が開いていました。
これじゃ来年の車検も通らないと思います。

車両側は見た感じ大丈夫そうですが、

取り外してよく見てみると穴は開いてませんが限界ギリギリって感じです。
アライメントやってもらう前に気付いて良かったです。

ジョイント部のガタは４つともありませんが、ブーツを切って中を見てみると、人間に例えると軟骨の部分が少しはみ出しています。
軽いヘルニア状態ですね( ･ω･）
掃除した後、大野ゴムのブーツが使えるか確認してみます。

②へ続く。