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ご無沙汰しております。
この間に色々なことがありましたが、すっ飛ばして唐突にテスラモデル３の話。

Model3が発表になった直後に、これはアンフィニMS-8の再来だと思ってしまったので即座に予約を入れました。

V35スカイラインと初代ティアナの要素もあり、タイプのど真ん中なのです。
ちなみにModel SはMS-9、Model XはMPVだと言う自己流の解釈です笑



予約から２年以上が経過しても尚、いつ日本で購入できるかわかりませんが、設計思想とデザインに共鳴したので待ちの姿勢でいます。

気長に待ち続ける予定でしたが、あまりにも惚れ込んでしまったため現地視察に行ってきました。
２月になりますが、ロサンゼルスに直行です。
ビバリーヒルズに程近いセンチュリーシティーモールの中にテスラのショールームはあります。
ガラス越しにガンメタのmodel3が見えた時は、子供のようにはしゃぎたい気持ちを押さえるのに必死でした。



低いノーズに凝縮されたボディー。Model S譲りの伸びやかなウィンドーグラフィック。広大なグラスエリアがもたらす透明感とシームレスなボディーの一体感。
シンプルで合理的なデザイン。スポーツとコンフォートが高い次元で融合していると思えました。




そして車内に乗り込みます。
とてもクリーンな印象。
エクステリアで感じたシンプルで合理的な感覚を更に突き進んだデザインです。デザインと言うよりレイアウトそのものがシンプル。一般的なセダンより20㎝は低いであろうダッシュボード。

サイドウィンドーの下部ラインの延長上に、フロントウィンドーの下部があります。
スカットルの低さは、解放感と心地好さを感じます。
そして直近の路面が見える事で安全性にも繋がりそうです。
今までありそうでなかった、いや、やりたいけどできなかったことが、電気自動車として一から設計したからこそ、実現できたのだと思います。



ベタ褒めばかりでは面白くないので、ウィークポイントと、改善要請点も書きます。

インテリアはそこまで広くないということ。
水平方向の解放感は素晴らしいのですが、背が低くAピラーが寝ていて、少々太めなので多少気になります。
それでもフロントのサイドウィンドーは立っているので、よく設計されていることがわかります。ボディー形状の似ている４シリーズグランクーペはピラーが寝ていて、サイドウィンドーも上部にかけて絞り込まれているので、囲まれ感が強い。それに比べるとModel3のウィンドーは天地に広く開放的です。

不満が出そうなのは後部座席で、Aピラーの付け根からからCピラーにかけて絞り込まれているデザインの為、大きな梁が迫ってくるような圧迫感を感じるかもしれません。しかしリアウィンドーからルーフへ回り込むグラスがもたらす解放感が大きいため、忘れることができるかもしれません。




二点目は、リアドアのボディーパネルが分厚く、見切りが悪い為、日本の狭い駐車場で気を使うかもしれません。



改善要請はヘッドライトとバンパーに７、８㎜の段差があること。ヘッドライトが出ているのです。デザイン上シームレスに面合わせが行われなければいけないところですが、この段差は誤魔化しが効かないと思います。

以上が展示車に触れた感想です。運転をしたら新しい感想を書けそうですが、しばらく先になりそうです。



現地では５日間の滞在中、公道にて４台のModel3を見ることができました。ちなみにVW EOSは３台しか見なかったので、Model3が如何に普及し始めているかが理解頂けると思います。２月の事なので今は更に増えていることでしょう。
今後もTeslaから目が離せません。