車載状態でのE/G分解
1
以前いろいろと作業した時の画動が少し残ってたので、何かの参考にしていただければと思いUPしました。
※基本的事項は整備解説書で確認してください。
2
エキマニ・タービン関係はインテーク配管とラジエーターをはずせば作業が楽にできます。
ボルトが固着してルーセン等でどうしようもない時には、折ったり切ったりします。ドリルで穴開けしてタップを立て直せばOK。
インマニ側はインジェクターとかのカプラーに付いているコの字型抜け止めピンを外すのが厄介で、どっかに飛んでいってしまう事がありますが、ホームセンター等にある0.5mmピアノ線で作れます。
3
タイベル交換はこのような状態にすればOK。 1番苦労するのはW/Pプーリーの脱着ですね。とにかく狭すぎです。
Vベルトを外す前にここのボルトを緩めておくか、プーリーホルダーを使わないと往生します。
それとE/Gマウントを切るので、オイルパンにジャッキ等をあてE/Gが下がらないようにしておきます。
タイベルのテンションを緩めるにはSSTがあったほうが楽です。超ロングボルトで代用できそうですが、探すのが大変ですね。高い工具ではなかったと思います。
4
お次はバランサーベルトですが、ここまで外す必要はありません。画像にはありませんが、クランクのセンシングプレートを外してクランクの左にあるテンションプーリーのボルトを緩めればOK。
ただし、このプーリーは偏心になっていて、これでテンションを調整しているのでボルトの固定位置とテンションのかかり具合を覚えておく必要があります。
整備書ではベルトを弾いて周波数を測定するようになってますが、プライベーターはそんな事できませんよね。
強引にやれば、プーリーを緩めなくてもベルトは外せそうな気がしますが、どうなんでしょう…。
画像ではバランサーシャフト左とオイルポンプのプーリーが付いていますが、左側のプーリーを外すにはSSTがないと厳しいです。右側は外せますが、その奥にあるバランサーシャフト右のメクラ蓋を外すにはSSTが必要になります。
あと、オイルポンププーリーの上に見えるクランク角センサーを交換するにはP/Sポンプブラケットを外さないと難しいです。
5
最後はE/Gフロントカバーです。オイルパンを剥がして作業するのが楽です。ここまでやれば右のバランサーシャフトが抜き取れますが、左はボディが邪魔になってOUTです。
排気による熱のためか右側にはスラッジが付いています。
M/Tを降ろしているなら、クランクの交換もできそうですね。
W/Pも外していますが、タイベル交換の段階で作業できます。
6
シリンダーヘッドは腰下に比べれば楽勝ですね。
いかがでしたでしょうか? 時間さえあれば私のようなシロウトでもなんとかなります。
整備解説書やSSTを買っても、タイベル工賃の費用よりは安いと思いますよ!!
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク