2014年06月26日 (木) 記念すべき納車日。
兵庫県から愛知県にあるディーラーまで車を受け取りに行く。距離としては高速道路を利用して片道約3時間半、とりあえず最初の試運転にはちょうどいい距離だ。
目的地へ到着すると、これから自分の愛車になるMINIが健気にちょこんと待っている姿が目に飛び込んでくる。一通りの説明を受け、ワクワクしながら運転席へとに乗り込む。ハンドルを握るとまるでタイトなスーツを着込んでいるかのようなフィット感があって、とにかくしっくりとくる感覚が印象的だった。
早速エンジンを始動し、高速道路のインターへと向かう。高速道路を走行中、まず最初に目に付いたのがアクティブ・リヤ・スポイラー。80kmを過ぎると自動的に上昇してくるその動きを実際にバックミラーで見たその瞬間、思わずニヤニヤしてしまう。車に関しての知識や経験なんかは至ってフツーの一般人レベルだし、時速制限からその効果を自分の身で明確に体感するまでには至らなかったが、揚力を抑制するためのその機能は少なくともギミックではないのだろうという雰囲気はしっかりと感じられた。
後方の視界も思っていたほど悪くはなく、走行中に大きな不安感はなかったので一安心。車内は2シーターながらも圧迫感は無く意外と広々としていて、シート背後のスペースも手持ちの鞄くらいなら問題なく置けるだけの余裕があって使い勝手は良さそう。
走行中はロードノイズはけっこう拾ってしまうのだが、この車に関しては問題ないと思えてしまう。風切り音に関しては全く気にならず、なんともスムーズに駆け抜けてくれる。足回りはかなり硬く、高速道路の繋ぎ目なんかでは突き上げてくるような衝撃をダイレクトに感じた。しかし、これも「運転してるぞ」というような所謂 “ゴーカートフィーリング” のひとつだと思えば何の問題もないだろう。むしろ、自分には好印象な硬さだった。
さて、軽く流したところで気になっていたオプションのスポーツボタンを押してみる。するとハンドルのクイック感が更に増し、アクセルのレスポンスや加速感、エンジンのパワーなんかが何割増しになっているというのが明らかに体感できた。キビキビとした動きに更に磨きがかかり、これはストレートな高速道路よりも峠なんかのワインディングロードを走行中に真価を発揮するのではないだろうか。とにかくクイックだ。最初の「じゃじゃ馬娘かと思えば意外と従順じゃないか」という印象から豹変して「なるほどこれがお前の本性か」といった感じ。
走行中の比較的ずっしりとした車重から得られる安定感はなかなかのもので、それでいてしっかりとしたクーペらしいスポーティさが感じられる。MINIで2シーターという小柄なボディながら、ストレートで踏み込んでも全く浮いた感じがしなかったのがとても好印象だった。
「これからよろしくな」そう言いたくなるような相棒感があって、本当に遊び心のある車。まるで自分の手足のように動いてくれるような操作感があり、まさに車と一体化したような感覚で今回の初走行はとても印象に残るものとなった。
…と、みんカラで初のブログ投稿という緊張感から “なんちゃって専門家” みたいな随分と固っくるしい文章になってしまいましたがw これからドライブに行ったときや普段の何気ない日常など、ちょいちょいアップできたらなーと思ってます:) うん、次回からはもっとフランクに(笑)
Posted at 2014/06/27 00:17:28 | |
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