GPz750F84の復活

購入してから１０数年、次女が誕生してから自粛していたバイク趣味。
ある日嫁が
ワシ：やっぱりバイク乗りたいなぁ
嫁：まあ、次女も大きくなったしね
ワシ：え？乗ってもいいの？
嫁：Ｚを処分するならいいよ
ワシ：マジかよ！
嫁：でもバイク買うお金なんてないけどね
ワシ：GPz修理する
嫁：え～、あれボロボロじゃない
ワシ：カンケー無いね（柴田恭平調）
嫁：好きにすればぁ

と、言う訳で修理を開始されることとなったGPz、シートカバーをめくると想像以上の惨状になっていた。乗らなくなった理由もオイル下がりで煙幕状態になっていたことが原因の一つだが、大きな原因は他にあったのと、ソレのホトボリが晴れた事もあるので修理を決意したのである。

まず、電装系の確認を行う、基本的に問題なさそうである。タンク上にあるインジケータも異常なし、バックライトは2000年頃に自作改造したELバックライトだが、問題なく点灯しているのには驚いた。

いきなりエンジン分解してます。オイル下がりの修理なのでヘッドのＯ/Ｈでも良かったのですが、シリンダーも外してホーニングも行いました。ガスケットはZ750FX-Ⅱの物を利用しています。

燃焼室のスラッジをリムーバで洗浄し、オイルストーンで面を整えます。組立の際、カムの掛け位置を輸出仕様と同じに設定し、バルブタイミングを変更します。

ある程度組みあがってきました。フロントフォークやリヤサスなども交換しています。シートもリプロダクト品に交換（DIY）、次はブレーキです。