ZETA YZ250F('12〜)用スロットルで限界ハイスロ(φ39)化

型番間違えるとキタコ相当品(φ36)になって限界ハイスロでなくなるので注意。
メーカー品番は「ZE45-8114」です。
スロットルはオープンエンドなので基本的には加工が不要で、純正スイッチボックス内に無干渉でギリギリ収まりました。
自分はそのまま使いましたが、グロム用より全長数mm長いので必要に応じてカットしてください。
JC61〜92まで全年式で導入可能です

キタコ比でコレくらいデカくなってます。タイコの固定位置が違うのでスロボ側でワイヤーの張り調整する必要があります。

まず最初にスロボの引き側のワイヤーをホルダーから外しておきます。画像左側、ナット2個で固定する方ですね。プーリー側はそのまま組んだ状態でOK。
ハッピーセット導入でJC61〜75用のスロボを流用して使う人は一番最後に注意点を挙げておくのでよく確認してください。

スイッチボックスにガタがある人は赤テープ貼ってる箇所にテープやゴム板を巻いておくとボックスの遊びが消えるのとボックス固定ボルト締めすぎ由来の干渉を消せます。
スロットルを装着したらまたスロボ側に注目。

再度ワイヤーのホルダーに固定する際に元々より遊びをかなり多くしましょう。
限界ハイスロでワイヤーの引き具合が大幅に変化しているので、ハンドルを左右に切ってワイヤーが張らないか(ワイヤー経路が悪いとスロットル開く)、左右に切った状態でスロットルが軽い力で開閉するか(張りすぎているとスロットル重いし戻らない)のチェックが必要です。

全閉のここから

ここまでで全開です。太軸グリップでも手首の捻りが小さくなって楽に全開できるようになりましたね。

ここからは注意点
※エビチリさんから検証の上で情報提供いただきました。
JC92へのハッピーセット導入にあたって、旧グロム用(JC61〜75)のスロボを流用された方のみ不具合が起こると判明したため対処が必要となります。
スロボのプーリー取り付け角度が型式で異なるため、JC92に流用された方は同時にJC61〜75のスロットルケーブルへの換装が必要な(ハンドル高さにより選択。JC92純正ハンドルならJC61のスロットルケーブルに換装が必要になります。
換装しないで組むとスロットルケーブルのインナー部分の長さが足りないため、どうやっても何かしら干渉して常時スロットル微開状態になってしまうとのこと。
抵抗も減るのでこの際だから社外品に換装しちゃいましょう。