スタビライザーロッド
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回はこのスタビライザーロッドを調整式の社外品に交換しまつ(・∀・)ノ
車高調を入れて車高を落としましたのでサスショックに繋がっているスタビライザーロッドも車体に対して上に上がってしまってます
このロッドが左右に繋がっているスタビアームを下に押さえ込むことでカーブ走行時のロールを抑えている仕組みなので、上に上がってしまってはその効果が弱くなってしまいます
そこで車高調で上がった分ロッドを長くして元の位置までスタビアームを戻してやりましょう(゚∀゚)ノ
2
コレが調整式スタビロッド
写真は片側分、同じもの2本でフロント1台です
ブルーがきれいなジュラルミン製のロッド、上下にブッシュをねじ込みます
このねじ込みが調整出来るので長さが変えられます
ねじ込むブッシュはそれぞれ正ネジ逆ネジ、これが調整のし易さになります
3
説明書によると最低4cmはロッドにねじ込んでくれと書いてあるので
5cmくらいは伸ばせる仕組みですね、上下それぞれできるので10cmは伸ばせます、もちろんそこまで伸ばしませんが(・∀・;)
4
純正と比較するとこんな感じです
上下のボルト間が純正は31cmです
調整式は約30~40cmまでの範囲に出来ます
今N-WGNはフロント5cm落としてますが調整はそれよりやや小さい数字にするのがいいと書いてあるので3cm伸ばすことにします
走行してみてもう少しスタビ効かせたいのであれば、もう数ミリ伸ばしてやれば強くなります が、車の構造上限界があるので注意です
因みに重さは純正より軽いです(計るの忘れた!)
5
上下のボルトナットで留めてるので交換そのものは単純です
しかしこれがやややっかい(´Д`)ノ
ナットがけっこう固い!
上はナットがこちら向いてるので大きめのトルクレンチも使えますが、下は奥側だし車体に近いのでメガネレンチくらいしか入りません
レンチ掛けてハンマーでぶっ叩いてなんとか取れました(ノ゚Д゚)バコン!
あまりお勧めできない作業方法ですw
さてナットが取れれば簡単・・・・
て訳にはいかず(´・ω・`)
スタビアームが動いてしまってるのでロッドのボルト間の長さとズレてしまってます
この状態でもスタビアームは結構なテンションがかかってますので手で動かせる範囲ではありません
そこで、スタビアームは上に動きたい!って状態なのでサスショックの取り付け部分も上に上げるようにしてやればいいのでジャッキでアップライトごと上げてやりましょう
ロッドも一番短い状態にしてやります
それでもまだ穴軸が合わないので金属棒などでスタビアームを強制的に下げてやっとこさはまります(>ω<;)
あとはナットを締めるだけ(゚∀゚;)
6
なんとか取り付けられたので調整に参りましょう
この調整式ロッドは上下のねじ込みが正ネジと逆ネジになってます
すると取り付けたこの状態で青のロッド部分を回すだけで長さが変えられる便利な仕組みになってます
ロックするナットを緩めて希望のプラス3cm、つまり34cmまで伸ばしていきます
そして最後ロックのナットを締めこむのですが、ここで注意!
そのままこのナット締めるとブッシュの部分も回ってしまい変な方向に向いてしまいます(汗
こうなると余計な力が加わってブッシュの寿命が早まってしまうので
ブッシュをモンキーなどで抑えてナットを締めこんでいきましょう
これ説明書に書いてなかったですね(・ω・)b
19のスパナなんてなかったのでモンキー2匹でやってますw
7
ほい! 装着しますた!(゚∀゚)ノ
ボルト間34cmのスタビロッドでございます
ブリッツの車高調リングの赤、スタビロッドの青でカッコよくなりましたね
性能UPで見た目もきれいになって嬉しいなぁ~(o^∇^o)ノ
こうなると洗車のたびにタイヤ外してここもきれいにしたくなりますね
新しいホイールもそこそこ中が見えるデザインにしようかと思います
8
前に言った伸ばすのに限界があるって件ですが、ロッドの伸ばし過ぎるとサスアームに干渉してしまいます
写真はスケールを間に通してみてクリアランスの確認です
あまりすき間はありませんね、数ミリといったとこです
作業後、テスト走行です
異音、変な振動は無いようです
曲がりこむ道を走ってもロール少なくなりました
今の減衰ダイヤルは柔らかい方ですがノーマルより断然カーブが曲がりやすいです
これで足回りもよくなりました~(・∀・)ノ
なんかもう少し太いタイヤ履かせたい気分ですね、205とかw
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