ドアオープンオペレーション V3
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
PICKIT3最初の作品です。
ドアオープンオペレーションV3を制作しました。V2からの変更点は、以下の通りです。
①PICマイコンでタイマー回路を組み込むことで、パワーウインドウが使える時間を自由に設定できる。
(半固定抵抗で設定。約10~120秒)
②ドアの開閉だけでなく、スイッチ操作でも使える。
2
今回は、回路だけでなく車両の配線から載せてみます。(V1の使い回しですが・・・)
パワーウインドウ制御線は、運転席足下にあります。
写真のカプラの紫色の線がそれです。
ここに、回路を割り込ませます。
ドア連動アース線の写真はありませんが、オプションカプラから取ることができます。
V2では、ドア連動アース線のアースされている時間に左右されていましたが、マイコン制御にしたことで、ルームランプやドアの開閉スイッチから取ることも可能です。
3
必要な配線を運転席足下まで引き、SMコネクタを取り付けました。
これで、メンテもしやすくなります。
配線数は7本。
写真1のコネクタに対応しています。
なお、ドア連動アース線はつながずに、プッシュスイッチのみの操作も可能です。その方が、バッテリーの負担は軽くなります。
①赤丸
電源(赤)、アース(黒)、ドア連動アース(黄)
②緑丸
プッシュスイッチ線(水色2本。極性なし)
③オレンジ丸
パワーウインドウ制御線
(青+側、緑-側)
4
プッシュスイッチは、ここに取り付けました。
(と言っても、以前付けたまま使用しなくなったものですが・・・)
ドアを開けたままの状態で設定時間が過ぎても、このスイッチを押すことで、再度パワーウインドウが使用可能になります。
3つ付いていますが、それぞれの機能は写真の通りです。
(過去の整備手帳をご覧下さい。)
5
本体を取り付けると、こうなります。
ドアの開閉だけでなく、スイッチ操作でもパワーウインドウが使用可能になるのは、やはり便利ですね。
以下の点についても確認してみました。
①常に電流が流れた状態になりますが、PICマイコンのSLEEP機能を使うことで、待機時はテスターの実測0.17mAでした。これなら、バッテリーへの負担はほとんどありません。ただし、パワーウインドウの使いすぎには注意が必要です。
②V2では、ドアロックの状態だと、プッシュスイッチを押したままでないとパワーウインドウ操作ができませんでした。これは、ドア連動アース線の特性によるものです。
V3では、マイコンで制御しているため、ドアロック状態に関係なく操作が可能になります。
キーレスでのドアロック状態でも、セキュリティアラームは鳴りませんでした。
6
一応、回路図です。
図記号等は、適当な部分もありますが・・・
ほぼ独学なので、抵抗値など正しい選択をしているか自信はありませんが、10年以上前に作った回路が未だに正常に動いているので問題ないでしょう。
また、ほとんどの部品は秋月電子の格安品ですが、耐久性についても問題なさそうです。
7
部品配置を決めるには、ジャストシステムの「花子」を使用しています。
操作も分かりやすく、直感的に使用することができます。
10年前のバージョンですが、今でも問題なく使用することができます。
キャドソフトも使ってみたいと思いますが、予算の問題が・・・
・・・さて、次の回路は?
8
自動車いじり以外に、ここ数年はまっているのが「ゆるキャン△」です。
アニメだけでなくドラマ化もされ、来年1月にはアニメの第2期が始まったり、映画化されることも決まっているそうです。
私は、後数年で還暦を迎えようとしており、いい年してと言われそうですが、興味を持った理由は、ゆるキャン△の聖地「本栖高校」のモデルになったのが私の卒業した「下部中学校」であり、そのすぐ近くに実家があるからです。
特にドラマ化され、その下部中学校や周辺の景色がテレビに映し出された時は、これが日本全国に放送されるのかと感動しました。
内容的には、女子高校生が「ゆる~く」「キャンプ」をするというものですが、ほのぼのとした内容に日頃の忙しさや悩みを忘れさせてくれます。
興味を持った方はぜひご覧下さい。
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