自作。トー＆キャンバー　チェック治工具　　意外と使えます。

知人のZVW30後期の車高調交換後のアライメント調整を依頼されました。
ZVW30の場合ショップにて20000円くらいで調整してもらえますが
とりあえず費用をかけずに、自分でどこまでできるか試したかったので・・・

いつものように昼休みにコツコツ作業して
キャンバー角度測定器とトー測定治具を作成してみました。

どれくらい役に立つのか、BRZにて確認してみました。

これが、それです。

上が、アルミフレームなどを利用したトー測定治具。

下が、土木建築用の角度測定器を利用した、キャンバー測定器です。

まず、車を止めて測定する場所が水平かどうかが重要ですけど・・・

キャンバー測定はこんな感じで当ててみます。

目盛りが１度単位ですので度数を測ることはできませんが
気泡タイプの水準器入りなので角度の変化に敏感に反応してくれます。
左右のキャンバーをほぼ揃えることには十分役に立つと思います。

デジタル角度測定器なら数値で確認できるかも・・・
ですが、値段が高い！！
この測定器なら、ホームセンターで2500円位で入手できます。

トー測定は、こんな感じでホイールのリムに位置決め部先端を当てます。
前後同じような感じで当たるようにセット出来たら、動かないようにブロックを乗せておきます。

反対側にも同じようにセットします。

メジャーを掛けます。
外れないようにオモシを置いときます。

この状態で左右の数値を測ります。
前側が終われば、同じように後側を測ります。

ホイール前側と、後側の数値が同じなら、トーは０、
前側の数値が大きいとトーアウトということになるのかな？

私のBRZは先日の車検で、サイドスリップは０の状態で調整してあります。

今回の測定では前側216㎜後側216㎜の数値が出たので
フロントタイヤは左右平行にあると思われます。

素人判断では、サイドスリップテスターの測定値とバッチリ合っているように思うので・・・
安い材料費で簡易的に作った治工具での測定としては、そこそこの精度が出ているように思います。

いま、トーを調整する時の確認用ダイヤルゲージを発注中です。

ゲージを見ながらトーを調整して、直進時のハンドルがセンターなら
ほぼ、問題ないのかな・・・と思っています。