トップ画はおさ♂さん撮影。
6月26日
日本海間瀬サーキットで行われた間瀬スーパーラジアル耐久390分に参戦しました。
garageN-techから参戦します。
この車輌、実は2018年まで間瀬耐久で走っていたSHR84号車です。
garageN-techで全面的に作り直しました。
因みに内外装は僕が会社で22時まで残業したあとにN-techでペイントしてます。
しかも僕が0.1グラム単位で原色配合した世界に1台しか存在しないオリジナル調色カラーです。
ミットモナイト社畜パープルIIIと名付けておきます。
本来昨年中に間瀬耐久に参戦予定でしたが、某ウイルスの影響やそれに関連する様々な問題により断念し、今回ようやくデビューする事が出来ました。
タイヤはシバタイヤTW280です。
今回初めて触るタイヤになります。
当日の僕の役割は予選アタックと最終ドライバー。
今回6人のドライバーで走りますがそのうち3人がサーキットデビューを果たしたばかりで初レース、2人がスポーツ走行に3年ほどブランクがあります。
予選では復帰組のN氏に数週走って感覚を覚えて貰い、タイヤ内圧を調整して僕が2週アタックしてもう1人の復帰組K氏に走って貰います。
とりあえず14秒2で2番グリッドを獲得しました。
もうちょい頑張れば13秒台行ける手応えはありましたが、出たところで順位は変わらないし、僕の仕事は半分達成。
もう1人の復帰組K氏に間瀬の感覚を取り戻して貰い、決勝390分のスタートです。
スタートドライバーK氏は始まってしまえばブランクを感じさせない走りでNCをプッシュ。
N氏は燃料を縛りながらも攻めて何事もなく帰還(耐久では何より重要)。
ビギナーY君は安定した走りで燃料に余裕を持たせました。
耐久ドライバーとしては初参戦のOも燃料をセーブ。
ビギナー組Kはそこそこのタイムをマークして無事に帰還。
途中マフラーリアピースの脱落があり、給油後の応急処置で6~7分程ロスがあったり、想定よりもかなり燃費が良く給油を1回減らしたり、後半へたったタイヤに苦しめられたりしながらいよいよ僕の番。
燃料には余裕があるのでチェッカーまでの70分全開。
水温計油温計の警告音が鳴り響きますが無視。
想像以上に左側のタイヤが苦しく、2ヘアと最終コーナーでなかなか踏めない。
前方の燃費走行ライバルはさっさとパス、迷ったら終わり。
多少強引な時もありましたが、接触もルール違反もしていません。
それがレースってもんです。
T-sportさんのスターレットとはソックスコーナーから2ヘアまでサイドバイサイドで楽しませて貰いましたw
レコードラインから離れた路面が信用出来なかったので今一攻めきれなかったけど。
2ヘアの立ち上がりでスイフトに引っかかり、ストレートで予想外の方向に避けられスターレットに先を越される可能性があったので三日月跨いでオーバーテイクww
腹下から嫌な音が響きましたが、おそらくリアメンバーの補強バーだから大丈夫、多分。
ピットからは常に「全開」のボード。
暫くアタックを続けていると、ピットから「NB」と書かれたボードが、チームメイトがなにかを必死でアピールしているので恐らく同一周回。
ジリジリ差を詰めチェッカー10分前に今北NBをオーバーテイク。
ラスト5分で今度は「インテ」のサインボード。
後方からものすごい勢いで迫ってきます。
コーナーで抑えるものの、ホームストレートでV-tecパワーを思い知らされパスされました。
残り30秒というところでトップを走るNCがシケイン立ち上がりでガス欠により停車!
あと数百メートル走れれば惰性でチェッカー受けれたのに。ホントにギリギリの戦略だったのでしょう。
そんなこんなで4位でチェッカー。
優勝はベテランzingiスターレット
2位T-sportスターレット
3位T-sportDC2
我らN-techは4位完走。
3位~5位は同一周回
今回燃費データもなくドライバー6人中3人が初心者、2人がブランクを抱え、車輌トラブルで足止めを喰らいながらのこの順位は悔しくもあり、次への希望も持てる結果となりました。
様々なドライバーが走っても無事に完走出来たのは乗りやすく速いマシンメイクを実現したN-tech代表O氏の努力の賜物でもあります。
各チーム各車輌何かしら見せ場があり、気温以上にアツい展開となる良いレースでした。
各チーム精一杯走った結果3台が同一周回でチェッカーを受け、トップのNCがゴール寸前でリタイアし、何年も同じ車輌で参戦し続けたZingiスターレットが優勝しました。
何が起こるかわからないのが耐久レースの面白いところ。
次回は優勝出来るか!?
エントラント、オフィシャル、参加された皆さんありがとうございました!
Posted at 2022/06/29 05:34:15 | |
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