本線への合流で新鮮な驚き

　先日、自動車専用道路の本線への合流でちょっと新鮮な驚きがありました。

　ランプウェイから本線に向かうときに、数珠つなぎの車の中から、白のセダンと黒のSUVが目に入ったのです。
　本線側のスピードがゆるやかだったので、ブレーキをかけながら、合流しようとして、白のセダンの後に幅寄せしていったときでした。

　突然クラクションが「プウッ、プウッ、プウ-ッ」とうるさく鳴るのです。

　鳴らしたのは、白のセダンの後の黒のSUVでした。
　私は、「先に行きたいのか」と思い、ランプウェイ側に戻ったのですが、SUVは抜いて行く様子もなく、このままでは、側道が無くなるので仕方なく、元の場所に割り込んでいきました。無事合流は出来たのですが、なんだかモヤモヤ。

　私は、割り込みの街として有名な大阪の、自動車教習所で免許を取りました。
　教官からは、「日常的に割り込んできますから、それに慣れるように」と指導を受けた記憶があります。
　私の中では、側道に車が表れれば、合流の為、必ず割り込んでくると認識していました。

　それを意味なくクラクションを鳴らされるという経験は、初めてで、非常に新鮮な驚きだったのです。

　SUVが求めたものは何だったのか、未だに疑問です。