AE９１スプリンター：ハードトップフィーリング

世はバブルの８９年頃（やや曖昧)

当時の友人はそれぞれに、シルビア，アコード（リトラ)，コロナEXIVなどのそれぞれ新車に買い替え、中には中古とはいえセドリック（４３０型）をいじりまくって乗り回す輩（敬を表して敢えて）もいたが、やっぱり薄給の私には２０００ｃｃクラスが買えるほどの金が無い。

本音を言えば当時、ホンダが出す車が全て格好良く見えて、インスパイア（初代），インテグラ４ドアHT，リトラ・アコードに注目していた私。
友人がアコードを買ったときにすごくやられたって気持ちが大きかった。

大好きなトヨタではカムリ（３代目）やビスタ（２代目）が欲しかったがかなり予算オーバー。
当時は、ローンを組んでまで買おうとは思っていなかった。
今思えば、２５歳程度の若者がオヤジセダンばかりに目が向いていたのもどうしたことか？？？

ジェミニが故障続きで次のクルマ選びをしていくなかで、買えそうなクルマは１５００CCクラス！！
だったら、クーペをとレビンやトレノも考えたが同居していた親姉妹に２ドアは？？？・・・・っと
暗黙の非難を浴びた。

１５００ｃｃクラスのセダンといえば当時はシビック（グランドシビック），日産ラングレー，
ＡＥ９１カローラ・スプリンターなどがあったが、いろいろな条件で結局スプリンターセダンを選択した。
当時の特別仕様車・SEサルーンＥＦＩリミテッド（色はスーパーホワイトで選択の余地なし）

買った当初は特別な思い入れがなかったが、新車が買えたことで満足！！
ＣＭのキャッチコピーのように遠めには４ドアハードトップ。内装はマークⅡのようなエンジ色のふかふかのモケットシートなど、それなりに高級感はあった。

何よりも、気にいっていたのは、横から見たシックスライトウィンドウ（死語）の見栄えが、４ドアハードトップには見えなくもないが、それよりも欲しかったカムリ・ビスタになんとなく似ていたこと。（あくまで私感）

次のクルマは、ハイソカー（これまた死語）に買い換えることを目標に金を貯めて９年乗った。

地味だけど、故障は一切せずにいい車だった。

とはいえ、リアドアとリアウインドウに「１６VALVE　EFI」って書いてあるのが
目立つばかりでダサかった。



※：写真はイメージです。当時の写真は残っていません。