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そう、橋です


今日は、コレに泣かされました


ボクのふるさとであり、仕事でもよく行く街が
埼玉県の川越市です

読んで字のごとく、”川”を”越える”街なのです


小江戸とよばれ、大河ドラマ”春日のお局”で一躍有名になりました

それ以外でも蔵造りの街として知られ
とおりゃんせの唄の発祥の地、
山車が練り歩く川越祭りも、名物ですね


ここは、江戸時代に、徳川親藩の松平氏が納め
三代将軍家光の生誕など

幕府にとって重要地点でした

なぜ、この街を選んだかというと
江戸から１０里（４０ｋｍ）
最初の宿場町に最適な距離であることもありますが

江戸がある南側以外、三方を川が何重にも流れている
天然の要塞みたいな場所なのです



橋を落とせば、敵は入ってこられない
いわゆる防御に固いというわけですね



んーーーーーーーで！



ここから、周辺に放射状に延びる道は本数が限られている
これも守備のためなのですが


現在においても、市内に入るルートは限られ
おまけに橋を渡らないと、ならん

集中する割に、道が少なく、
橋という制限がかかる




結果




通勤時間帯や行楽時間帯は”ド渋滞”である



どこかのルートが工事や事故で通行不能になると

残りの数少ない橋に殺到する


すべての道路が駐車場状態になって、市内突撃不可能

”防御”されてしまうのだー




本日は、橋の連続区間３ｋｍの距離を進むのに、５０分

何事もない昼間なら、家から客先まで３０ｋｍを４５分

それを１時間半かけてたどり着きました






街の造営っていうものは
その当時の交通事情で決まっちゃうから、
もーー変わらないでしょうね


いま、この街にイチバン必要なのは、橋ですよ