去年は若狭ラリーで、
「うーむ。もう一押し、ふた押しで良いイベントなんだが…。」
という感想に終わった観戦。
今年は場所を変え、
「若狭ラリー」改め「丹後ラリー」で開催である。
去年みたいに告知ページが当日までほとんど情報がない、
または開催中にイベント内容が更新されていく
なんてこともなく、
比較的前から更新がかかっていて、
情報もそこそこ公開されていたため、
あ。けっこうしっかりしてるかも。
とそれなりの期待値で向かいました。
毎度のことですが、
現地到着まででリエゾンの選手とすれ違います。
助手の鮎氏は選手の車を見つけると手を振ります。
気づいた選手は振り返してくれます。
道の駅「丹後王国」で行われるため駐車場は普通の駐車場です。
入口含め大きめの公園という雰囲気で、
おなじみヤリスWRCレプリカと記念撮影がありました。
もーそろそろホンモノを…。
あとレプリカとしても2018バージョンにするとかお願いします。
紙としてもらうのは500円。
サイトから写真データはダウンロード無料。
先に進むと芝生の広場に出店とイベントブース、
ステージにはいつものラリー会場のアナウンスの方(名前わかりませんけど)
が喋ってます。
新城ラリーの超小さい版。
のような雰囲気でした。
ラリー観戦に過度な期待は禁物ですが(笑)
それでも会場はしっかりしてる感じでやや安心。
まずは会場を散策。
ラトバラ先生のcoffeeなるものがありました。
現地フィンランドで売ってるらしいです。だいたい千円ぐらいだとか。
日本では未発売。
ラトバラ先生なんでもやるねぇ・・・。
いわゆるアメリカンコーヒーのようなあっさりした味で飲みやすかったです。
どうやらSSは奥の方にある模様。
お子様用の公園のようなエリアになるようですが…。
遊具が邪魔で見れない…。
別に遊具は悪くないと思います。
この場所を選択していることが問題です。
または、遊具の上までを観戦エリアにするべきです。
また、公園内のテントのようなものがあり、
それもまた大きくSSの視界を遮っていた。
若狭にも増して観戦できる角度が小さく、
また、ちょうど良いところに関係車両のバンが置いてあって、
視覚的に超障害物だった。
若狭とのSS比較では、
▽若狭
・メリット
高台で見やすい(地上もある)
走ってくるところが見える
サービスまでシャトルバスがある
・デメリット
舗装路をただ走ってくるだけに見えるのでスピード感が伝わりづらい
▽丹後
・メリット
低い位置からで迫力がある
コーナーが連続しているためドライバーによって走りの違いが見れる
・デメリット
障害物が多すぎてよく見えない
SSの見える場所が短すぎる
観戦場所も少なすぎ
サービスまでシャトルバスがない
どっちかっていうと若狭のほうが良い。
若狭は告知に問題有りだが、行ってみればそこそこ楽しめる。
丹後は告知はしっかりしてるが、現地ではイマイチ。
せめて観戦エリアを丘のほうまで広げ、芝をソリで滑り降りる斜面を一部でもいいので解放するべき。
そうしないとちょっと後ろに並ぶ人はもう見えなくなってしまう。
さて、SSを見た後はサービス。
ということでシャトルバスはないのでサービスへ自走。
駐車場からちょっと距離ありますけど歩きで丘を越え向かいます。
で。
ここで大きな問題が。
いつものようにサービスパークに入ろうとしたら、
おっちゃんにとめられました。
「選手が全部出てから入れます。」
…はぁ?
ちょっと意味がワカリマセン。
そんなサービス今まで見たことない。
若狭、久万高原、岐阜、そして新城。
複数回行ってるイベントもありますが、
サービスパークに全く入れないイベントは遭遇したことがありません。
サービスを見に来る人は整備中の各チームを見て回るために来ています。
そして、公式ページにはこう書かれています。
この案内は
嘘っぱちってことです。
サービスパークには一部ではなく、
全部規制されているという解釈です。
ボーゼンとする鮎氏。
おっちゃん曰く、
「そこまでは大丈夫です」
いや、そこ道ですからね。(緑部分)
サービスパークじゃないですからね。
鮎氏はSS半分、サービス半分で楽しむ人です。
メカニックがガチャガチャやってるのを見るのが楽しいらしい。
つまり、50%楽しみ減ということです。
SSも見づらいし、半分以上の楽しみが奪われています。
ほかの観客も、
「え?なにそれ。」
みたいな雰囲気で右往左往。
でも別の入り口では何も言われていません。入って行ってる人もいます。
ていうかアライモータースポーツのブースは、
「ご自由にお取りください。」
のスバルフラッグがエリア内に設置されています。
チームがせっかく用意したグッズを取りに行けない。
わけがわかりません。
既に中に入っている人と、
おっちゃんにとめられてエリア外の道路にウロウロしている人、
非常に混乱を招いていました。
他のラリーではサービスを観客が見て回り、
チームの雰囲気を感じて楽しんだりするのが普通です。
(例:新城ラリー2017)
もちろん出入りする車に注意し、
スタッフの邪魔をしないなども常識。
それもラリーの醍醐味です。
結局なし崩し的に入っている人たちが増え、
外から見ている人、知らずに中に入っちゃう人と二分していました。
今まで全日本ラリーを観戦した中で、
どーも京丹後で開催のラリーは、
「魅せる」というのが下手なのか考えてないのか、
正直、
行ってもあんまり〜な印象しか残ってない
見せ方によってはもっと良くなる部分はあるのに、
どーにもうまく楽しさを伝えられないイベントのように見える。
助手の鮎氏との結論は、
京丹後のラリー関係者は、
久万高原と新城に視察に行ってくれ。
ということであった。
他のイベントがいかに観客に楽しんでもらうように尽力しているか、
周到な準備と告知、構成、コース、
若狭・丹後の方々はもうちょい考え直した方がいいと思う。
ちなみに、
不満の残る丹後ラリーの後日、
ふたりでカートで発散したのであった。
(動画はマジな方々の映像です)
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Posted at
2018/05/02 01:17:20