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2018年09月11日

国産の大穴【 MITSUBISHI ECLIPSE CROSS 】

国産の大穴【 MITSUBISHI ECLIPSE CROSS 】

台風20号、21号の影響で
VOLVOがまだこなぃ。。
GTはエアコン瀕死。。


さて、終わりにしようと思った
SUV乗り比べ。
レンタカーを借りる機会が
できたのでSUVにしてみた。



ホントはCX-5が良かったんだけど、やってきたのはフォレスター(グレード不明)
CX-5とXトレイルの名前しかなかったので、まさかスバルがあるとは思わず、ラッキー。w
実はフォレスターも気になっていた一台。WRXを試乗して以来、スバルへの信頼は厚い。

が、結果としてはあまり好きなクルマではなかった。諸悪の根源はCVTか? 確かに、変速のないスムーズな加減速という言い方は納得できる。だが、とっかかりが無く静かなのもあって、気味が悪い。同乗者はともかく、このアグレッシブな外観からは想像できないほど愛想が無いのだ。GTのような隙だらけで、コンディションも乗る度に変わるような、ましてや3ペダルMTが楽しいと思う人間には、CVTはMTモードでもドライバーズカーにはなり得ないというのが、個人的な結論だ。やはり、国産のSUVはゆったりと家族との会話を楽しみながら移動するためのものなのだろう。



さらに言えば、アクセルの反応の鈍さ、高速走行時のフワフワと落ち着かない感じ、路面のウネリを越えた後のサスの収まりの悪さ、ステアリングを切った瞬間から車が向きを変えるまでのタメは、国産車から消える事はないのだろうか?とウンザリさせられる。

一部のモデルを除く一般的な日本車は、この「お約束」のような仕様が、上位クレード、下手をすると上位車種になっても消えない。それどころか、根本を解決せずに臭いものに蓋をする仕様になっているように感じる。ともすれば安全性能にも影響するような、この仕様は一体どこから来るものなのだろうか?

実は、内容がネガティブになり過ぎるので敢えてブログには書いていなかったのだが、NX300のバージョンLとFスポーツ、CX-5、CX-8にも試乗したが、残念ながらこの4台も然りだ。

特にFスポーツは問題外。もちろん、一般的にいえば必要充分以上の性能だし、内装も質感高くできている。だが、価格を考えると至る所にアラのある、なんとも「らしい」車である。何を得るためのステアリングで、サスペンションなのか、その本質に配慮されたセッティングではない。結果、無意味に重たいハンドルに、得るモノがない硬いサス。見かけを装っているだけで、その走りは悲しいくらいに、これまでのSUVには及ばない。にも関わらず「スポーツ」モデルを名乗る、価格だけ一丁前の偽物臭に拒絶感を覚えるのだ。柔らかい脚と高い静粛性で、乗り心地に徹したようなバージョンLの方が、よっぽど好感が持てる。

要するに「乗り心地」という観点では、国産車にも勝ち目はあるかもしれない。だが「運動性能」という面では明らかな差があるのだ。最近流行りの「煽り運転」が到底正気の沙汰ではないと改めて思う。

よくもまぁ、そのクルマでいくなぁと・・・。汗



でも、いたんですよ。日本にも良いのが。w
今週末もSUVをチョイスして出くわした旅の友「三菱 エクリプス クロス」

んだよぉ三菱かぁ〜、タイヤに空を飛ばれたらタマらんなぁ。
と、嫌々、乗り込んだ不細工なケツのこのクルマ。
コヤツが国産SUVの大穴だったのだ。笑



何が良いか、それはMINIのお株を奪うゴーカートフィーリング。

MTモードだとクイックなレスポンスで、素早く滑らかに吹け上がるし、シフトダウンでの減速もなかなかイイ感じだ。軽快なハンドリングはとても素直で違和感がなく思い通りのラインに乗せられる。洗練度はまだまだといった感じだが、基本的な走りの質感はアリだ。パドルシフトを使いMTモードでワインディングに入れば、147ツインスパークのような軽やかで気持ちの良い走りを体験できるはずだ。そして、ロールの少なさも今っぽい。Dレンジではレスポンスがもっさりだが、これは輸入車にも言える事なので、MTモードの乗り味を踏まえると、ON、OFFを切り替えられるのが良いとなるだろう。

結論としては、先に否定した国産車の「お約束」をうまく抑えながら、違和感のない爽快な走りを実現している。もちろん、限界値は輸入車の方がまだまだ高く、アウトバーンを走るならオススメはしない。ただ、日本の法定速度+αくらいであれば、ネガティブな部分はギリギリ見えて来ないと思われる。もしかすると、各社一番コンパクトなSUVの中では、輸入車と比べても「運動性能」で勝負できるのかもしれない。それほどに、国産SUVの中ではツボにくるクルマだった。そして、どうやらこのエクリプス クロスも「CVT」。汗 でも違和感は無し。w いやはや、これだからシロートは・・・。笑 さらに、価格が250〜300万円と言われれば、もうケチのつけようがない。

あとは企業の体質から来る致命的な不祥事に巻き込まれないことを祈るだけだ。汗 

にしても、やっぱりクルマって楽しいですねぇ〜。笑
なんかどんどん違う車に乗ってみたくなります。w









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Posted at 2018/09/11 21:33:11

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この記事へのコメント

2018年9月14日 12:53
ほう、エクリプスですか。
このカタチでエクリプスと名付けた段階で歴史を大事にしない会社だなと、ちょっと、いやかなり反感を持ったのですが、そうですか、良いですか。それは興味深い。いずれ機会があったら体験してみたいですね。
まぁ、基本的に三菱のあの体質は絶対に受け入れられないので、私が三菱のオーナーになるときは魂を悪魔に売り払うとき位のことでありますが(笑)
スバルもね、全く同感です。WRXやSTIの出来がとんでもなく良いものだから、その他の普通のモデルのあの落差にガッカリします。これはもう本当に心の底から。ヨーロッパのメーカーだと一番ベーシックなグレードであっても何かそのメーカーらしいしっかりとした芯みたいなものを感じることが出来ると思うんだけどね。日本のメーカーでそういうことを感じたことはあまりないかも。
そういえばボルボのXC60をディーラーでちょっと見ました。オシャレじゃないですか。とっても。印象的だったのはフロントのなだらかな曲線(ベッドライトまわりが特にとなりに展示してあったXC90と比べてとても綺麗だなと)、サイドのプレスライン(特に途中からシャープになる感じ。リアのドアの)、インテリアの質感、(白のレザーの質感。木目のパネルの質感、ベッドレストの形状など)確かにこれは売れるかもしれない。そんな風に思いました。ドイツのSUVみたいに迫ってくる感じがなくて良いかも。優しい感じがするよなぁ。これが北欧デザインというやつなのか。まだ試乗したことはないけれど、ちょっと気になりますね。(長文失礼しました。今度また会いましょうね^_^)
コメントへの返答
2018年9月15日 1:29
企業体質の件同感です。当事者じゃないのに見ていてエライ腹が立ちました。名前も、エクリプスって考えるの面倒だったんですかね?w もしこれでクーペスタイルSUVということだったら、見た目のデザインに関しては、救いようがないですね。汗
それでも、走りに関してはなかなか良かったです。良い所を探そうとしなくても「あ、イイなこれ」と素直に思えるクルマでした。ただ念を押させてもらうと、買うかといえば100パー買わないです。。三菱を買うくらいなら悪魔に魂、寄付します。笑 
フォレスターもWRXの出来を体験してしまうと、ジュリアとステルビオみたいに「あ、やっぱスバルはイイねぇ〜」っていうのを期待してしまっていたんです。それが全く???なクルマで逆に驚くんですよねぇ。WRXを作っておいて、よくこのクオリティで世に出すことを許したなぁと・・・。

そうして全然関係ないところで、僕の中のアルファロメオ株があがるんです。笑 ジュリアがはっきりコケてて、それでなくても儲かってなさそうな空気が出まくってるのに、それこそ魂を売らないというか。w 全力でアルファロメオを作ってくるじゃないですか。売れないのに。。w もう変態集団ですよ。。笑 

一昨日、XC60がやっと来ました。
でも、なんかノリきれないっす。。笑
やっぱ内装を白にするべきだったとか、あれ? 乗り味こんなだっけな?とか、待ってる間にこっちが色々変わっちゃったんですかねぇ?? 笑
1000kmくらい走ると落ち着くみたいなので、もう少し走ったら代官山持っていきます。。w また会いましょう。。








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「2泊3日、白州狩り。桜狩り。 http://cvw.jp/b/2323311/42879899/
何シテル?   05/22 02:41
GTを選んで早3年。 すっかりその魅力に取り憑かれ、箱替えのチャンスに ドイツ車を中心に試乗するも、時すでに遅し。 毒を断てず、アルファのV6を乗り継ぐこ...
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