最優先事項は「今日乗る!」笑
そして、レッカー移動、残り5km。
選んだショップは「TEZZO BASE」
……いま思えば、これがすべての始まりでした。。
交換完了の連絡を受け、ウキウキでTEZZOへ。。
(アライメントの当日仕上げは厳しいとのことで、
後日あらためてということに。。)
おー、動いてる動いてる。。笑
ひとしきり手続きを終えて、
さーて、どこ行こうかなぁ〜って、んっ!?
……ドアノブ折れてるやん。。
指摘すると、絵に描いたように、シラバっくれる。。笑
「何かありましたぁ?」じゃねーんだよ。。
そっち行くな。。まず、見ろ。。
しまいに、俺がドアを開けたときに折ったと、のたまう。
ここで、ひとつ重要な事実がある。。
俺がドアノブに触ってから、この瞬間までドアは一度も開いていない。
ノブに触れたときの抵抗の無さ、いつもと違う感触にビックリして、
力を入れることが出来なかったからだ。
もちろん、預ける段階で正常なのは
輸送してくれた保険屋さんとも確認済み。
だから、作業から引き渡しまでのどこかでこうなったはず。
ただ、争っていてもしょうがないのも事実。
10数年ぶりか、とも思われる憤りをおさえ、
何ができるかを考えて連絡をくれと、お互い確認してひとまず帰る。
すると10分くらいで電話が鳴る。やけに早いなと思つつ電話に出る。。
そして、俺のやる気スイッチは、コツ然とOFFに。。苦笑
彼の言い分はこうだ。
「僕が降りるときに、ぶつけてなったと思います。
でも経年劣化なので、こちらとしては何も出来ません。。」
……ん??
旧課程の国語力では、かろうじて内容が分かる程度だ。
……まるで意味が分からん。。
さらに、こう続ける。
「アライメントをとりに来てもらうときに
交換するくらいしかできません。」
……。
ただひとつの、ほんのかすかな反省点すら無いという言葉である。
一度この俺に罪をなすり付けた人間とは思えない開き直りっぷりだ。
コレが計算なら評価に値する男だが。w
いや、それよりも笑えるのは、この状況にこの態度で、
まだ次があると本気で思っているのだろうか?
そのシラフとは思えないノーテンキぶりに、旧世代の生き物はこう思う。
「この、ユトリがっ。」
そもそも、俺がしてほしかったことは、弁償できるかどうかではなく、
お互い譲歩した上で、どういう方法があるか考えて欲しかっただけだ。
例えば、中古のパーツなら安く手に入るとか、
ヒンジだけの交換も可能だとか、「工賃はサービスします」とか、
「ホントにゴメンナサイ。管理不足でした。」とか。
謝罪の気持ちはある。だが店を営業する上でココがギリギリの線だ。
そういう誠実さを見れば、納得しない人間はそうそういないはずなのだ。
こっちもイタリア車で10年落ちだ。壊れたその瞬間を見ていない以上、
経年劣化と言われれば、納得せざるを得ない部分もある。
もっと言えば、イタ車を買う時点で、すべての常識は捨てた。
ノブの破損など想定内中の、想定内である。
ココで壊れなくても、どこかで壊れる。
それでも、俺を怒らせたのは、その天才的に人をイラつかせる態度だ。
一線を越える前にその場から離れるという俺の判断は、ある意味賞賛に値した。。
さて、コレが店としての判断なのか、彼、個人の対応なのかは分からない。
ついぞ、ふてくされての「すみません」すらなく終わった電話だが、
ただ、ひとつ言えることがある。
「クズはさっさと切り捨て次にススメ」だ。
差し当たり、作業がちゃんと遂行されているのかが不安なので、
クルマの状態を確かめながら、その足でMONZAへ。。
タイヤの取り付けをトルクレンチで点検してもらい。
ドアノブ交換の段取りを手配。。
いつものメカニッックさんも来ていたので、
クルマを運転してもらい、異常が無いか確認。
っ!?
と、気がつけば、ここにも理解に苦しむ生き物が。。笑
もともと自分の所有していたクルマが、明日、納車らしい。
彼いわく、お別れだから「ご焼香」を上げているんだとか。
納車なのに何故そうなるのかは謎だが、同じバカなら断然こっちがイイ。。笑
やはり、最初からここに来るべきなのだ
1km×400のレッカー代を60km分払ったとしても。
ここには、ちまちましてお金にならない面倒な要求も、
親身になって応えてくれる人達がいる。
そして、アホなおっさんにイライラを和まされながら、ふと思う。
GTに乗っていると、GTを初のクルマに選んだことを、
我ながら「あっぱれ」だと思う。……でも実は違うのかもしれない。
本当は「クルマ」ではなく、この「ショップ」を選んだことが、
この人達だからこそ「あっぱれ」なのかもしれない。と
ま、そんなことはないか。。笑