2007年06月04日
遭いたくて遭いたくて この胸のささやきが
あなたを探している あなたを呼んでいる
あの人が消えて、二年近く経ちます。今でも、あの人の事を想わない日はありません。
あなたが来たがってた この丘にひとりきり
さよならと言いかけて 何度も振り返る――
生きてるのか死んでるのかも分かりませんが、私はただ祈るだけ。今でも元気でやっていることを。元気に、笑っていることを。
「…ねぇ」
「…何だ?」
「『木蘭の涙』ってさ…死別の歌じゃないの…?」
「…そうだな」
「題材としては、ちょっと適切じゃないんじゃない…?」
「んー…そうかも知れないけど、さ」
「………」
「………」
「…まだ、忘れられないの?」
「忘れられないんじゃない。忘れないという意思があるんだからな」
「…元気で、やってるといいね」
「…ああ」
Posted at 2007/06/04 22:36:39 | |
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ONGAKU | 日記