この冬、手持ちのA4オールロードをわたしのスキーシャトル専用とします。
そうなると妻の日々使いにもう一台必要となるので、秋が終わるまでに一台物色中です。
今回は、ワーゲンのディーラに行きました。
目当てはUP!とポロです。
特にUP!なんかは、近所で買い物や子供の送迎用途くらいなら十分のような気がします。
ディーラーを訪れると、ラウンジシリーズと称した特別仕様のポロ、ゴルフ、ゴルフバリアントが並んでいました。
驚いたのはゴルフバリアント。
いつモデルチェンジしたのか知りませんが、かなり良くなっていますね。
大型化したのでしょうか、パサートヴァリアントみたいな車になっていました。
「これじゃパサート売れないでしょ?」
「はい、ほとんど出ません」
ということでした。ま、パサートも次期モデル決まってますしね。
さてUP!ですが、外観はかわいくていかにも女性向き。後部座席も乗れさえすれば良い、というのであれば小さくて小回りもきいて、ほぼ求めるところを具現したように見えます。
(褒めるところ、ここまで)
内装はまあ、かわいく見せていますが、チープです。
「シンプルだけど安っぽくはない」という、いわゆるドイツ車の持つところからは外れています。
リッターカークラスや軽が主流の日本において、まだVWなんかもこの手の安いなりの車の作り方を知らないな、というのが正直な内装。
一応走らせてもらいました。
ダメですね。
わたしのように、専業農家の長男で、幼い児童のころから(!)キャリーやハイゼットでならしたような人間ならまともに乗れます。
しかし、MT車に(資格はあるにせよ)乗り慣れない人間に、この車をスムースに操れるか、大いに疑問。
坂とも呼べないような登り勾配で発進時車体が下がるし、クリープは絶無、クラッチのつなぎの間隔が長すぎる・・・etc.
普通のATともちがい、いわば自動マニュアルミッション、とでもいうべき構造と聞いて納得。
AT車に乗っている意味ないし、この車の運転に慣れるくらいならはじめからMT車の練習をし直した方が良い。
外車やVWでなくてもよいなら、国産の軽に乗るべきでしょう。
外観の独特の「君きゃわいーねー」デザイン以外に長所が見当たらない。(みんなMT乗りの欧州なら有りとは思います。)
今回は「妻への」車選びなので、UP!は無しと心に誓いました。
ポロですが、UP!で打ちひしがれて、乗る気が失せました。
今後、他ディーラー一巡して候補が出てこなければ、そのとき一度試乗させてもらいたいと思います。
VWブランドに期待したわたしが愚かだったのか・・・いやそうじゃないはずだ・・・MTのハイゼットが懐かしくなった一日でした。
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Posted at
2015/06/04 06:28:34