22年 冬仕様⇒夏仕様
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
Yosshyです。
3月も第2週に入り好天が続く予報が出ており今後降雪は無いだろうという事で、今日はスタッドレスから夏タイヤに交換しました。
昨年より少し遅い交換(付け替え)です。
ひかりにはホイッスル用のエアタンクが搭載されているので、ガレージが無くても空気圧調整を含む作業が全て自宅駐車場で出来ます。
写真は付け替えに使った工具達です。
以下、私が気をつけている点についてスポット的にご紹介します。
※この時期ご自身で普通に交換される貴兄はスルーしてくださいね。
2
純正以外のホィールは俗に言う「バカハブ」ですので、写真の様に純正ハブとホィール中心部に隙間があります。
写真の桃色のハブリングはその隙間を埋めるため、高速走行でもハンドルがぶれる事無く安定して走る事が出来ます。(ハブセントリックという考え方)
またホィール装着前に私はスタットボルトに防錆潤滑剤(CRC5-56等)を塗布していましたが、ちょいと落とし穴があります。ボルトナットが規定トルクで締っている場合は緩む事はまずありませんし、錆等の固着防止になります。
ところがこの潤滑油がオーバートルクを助長させてしまう事が判明😱数値的には分かりませんが、同じように処理している方は少し注意した方が良さそうです。
詳しくは私とみん友さんからのコメントがありますので、興味ある方は読んで見てくださいね。勉強になります🎵
3
夏タイヤを装着する場合、既に空気圧が低下、或いは前回の付け替えで空気圧を半減調整している場合は、この時点で復帰調整しています。
ひかりの場合タイヤサイズ175/60-16で、270~280Kpaにしています。
4
「ワイドトレッドスペーサー」を装着している場合はこの時点でナットの締付確認します。
出来れば写真の様に市販の「トルクレンチ」で調整をお勧めします。
一部を除きホィールの締付トルクは、手で十分緩められる程度のトルク(85~130N・mです。
レンチを足を掛けて締め上げる事はNGです。
トヨタ・ダイハツの場合、一部を除き殆どが103N・mが締付トルクになります。
またトルクレンチを使う場合は次の点に注意します。
①いきなり規定トルクで締めず2~3回に分けて段階的に締め付ける。
②最終締付は「カチッ」を1回のみで!
2回以上のカチカチはオーバートルクになります。
③締付は垂直をしっかり保持し斜め掛けに注意する。(ナットが滑って破損に繋がります)
④絶対ではありませんが、トルクレンチは写真の様に下に下ろすのではなく、上に引く方向で使うのが理想です。(これもオーバートルク防止)
音に注意して慎重にトルクを掛けるなら、普段通り下向きでもOKです。
5
ホィールを装着する場合、
先ずナットは①の様に下の位置から、手で奥までホィールを揺すりながら締めます。こうする事でホィールが安定度が増します。
次に対角の②をレンチで軽く締め、さらに①と交互に仮締めします。
その後③④の順に仮締めします(※)
揺すってガタツキが無ければOK。
ジャッキを下ろして半荷重にして本締めに移ります。
(この時点でガタツキがあればハブベアリングを早期に点検してもらいましょう)
※ホンダ純正ナットは独自の球面ナットを使っていますから(使用は純正ホィールに限る)締付の順番を守れば自然にセンターが出る様になっており理に適っています。
6
夏タイヤの装着が終了したら、スタッドレスタイヤの空気圧を半分に減圧します。
これはタイヤの側面(サイドウォール)の緊張を解いてタイヤ自体の負担を軽減する為です。
タイヤも来シーズンに向けてコンディション維持の為、シーズンオフは休ませてあげましょう。
(ショップ等での付け替え作業や保管依頼をしている場合は、減圧処理されているかそれとなく聞いてみましょう)
7
これもついつい忘れがちですが、使用後のトルクレンチのダイヤルは緩めておきましょう。バネの劣化を防止し、誤差の発生を抑制します。
8
これで夏仕様の完了です。
タイヤの転がり抵抗が減るので、燃料代高騰のこのご時世、燃費向上に期待です。
以上、Yosshyからのレポートでした。
ではまた。
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