マロール HRP-***の整備

また、マロールの旧型ラットの整備。
整備は、こっちのほうが楽でいい。

当分使ってない状態で、カウンターバランス弁のピストン？弁？の片方が固着していた。水分が入ってのさびだと思う、ほかの部品も幾分錆びている。

今回、取付スタンド(ステー？）を外す際に、ステンンのボルトの塩かみがひどく、4本中、3本ねじ切って外すはめに。

後から考えると、そこのボルトは外さなくても、分解できた。残念

ねじ切れたボルトをどう取ろうか・・・。
バーナーであぶったり、ボルトに棒を溶接してもてもよいのだけど、熱のゆがみが心配だし、外れるかどうかもいまいち確信がもてないので、ドリルでもむことに。
実際に開けた穴。満足レベルでセンターに一致している。

ここで問題になるのが、ボルトの中心に穴をあけること。毎回微妙にずれる。

で、作ったのがこれ。旋盤を使ってボルトの真ん中に４ｍｍの穴をあけただけ。

使い方は簡単。
ねじ切れたボルトにナットをはめ、反対側から穴をあけたボルトを締めていく。

これで中心のセットが完了。

ボルトに開けた穴に4㎜のドリルで、下穴をあけて確認。（ほぼ真ん中に穴が開いているはず。）

あとは、穴を大きくして、タップでネジ山の再生。
今回はリコイルを使って修正かな