振休消化で水曜日に休み。
日曜日の疲れがやや残ってる感じもするなか、「どこか登るか・・・」と自分のなかで登山ブーム中。
平日のメリットを活かして普段は混んでいる富士山に挑戦してみることに。
富士山に登れるのは実質7~9月とのことですが、この登山ブームで登山道が渋滞になるほどの激混みとのこと。
しかし、今回は以下の条件から空いていることを確信していました。
・平日
・御来光に合わせた1泊2日登山ではなく、日中に日帰りで登る
・
プリンスルートと呼ばれるややマイナーなルートを使用
・天気は雨
出張先から帰ってきて、22時までやってる越谷レイクタウンのモンベルで富士山の地図を入手。
軽く仮眠をとって出発しました。
富士山に近づくにつれ雨が強まります。
「ちょっと厳しいかな」と思いつつ、4:30過ぎに2合目の水ヶ塚公園駐車場まで着いてみると雨が止みました。
5:30になってバスのチケットを購入、6時にバスに乗りました。
悪天候にも関わらず、バス2台分の登山客が居ます。
6:30に「富士山富士宮口 5合目(標高2,380m)」に到着。
雨、めちゃくちゃ降ってます!
近くのおじさんが「8合目より上は晴れてたりする」という話を聞き、それに賭けることにしました。
少し登りはじめると、雨粒は小さくガスと混じって山肌を登っていくように吹き付けます。
すぐ6合目で富士宮ルートを外れてプリンスルートへ。
視界は5mくらいしかないので景色が全く見えずモチベーションが全く上がりませんw
(6合目。富士山山頂 240分(4時間)の表示。自分が取ったルートはここから外れて宝永山を経由して御殿場ルートへ抜ける変則ルート。)
ここからは砂地の急坂を延々登っていくので力が逃げてしまい、かなり体力を消耗しました。
この砂地での消耗が後に響きます。
また視界が悪いのと周囲に人が全く居ないため、ルートがややわかりづらく地図をこまめにチェックしながら登っていきました。
延々登って御殿場ルートに合流、その後ようやく3,000mに到達(9時半過ぎ)。
8合目を超える辺りからは砂地の斜面に大きな岩がゴロゴロ埋まっているような地形になり、至る所に落石注意の看板が立っています。
この頃になるとたまにガスが晴れたりするときがありました。
とにかく9合目から頂上までがキツかった。
宝永山周辺の砂地でかなり体力消耗した模様。
13:30、頂上に着いたら噴火口が見えました!
たしか羽田から熊本へ向かうときに富士山の真上を通る際に空から眺めたことがありますが、目の前で見るとデカいです。縁に近づくと落っこちそうで怖いです。実際に赤いバッグが噴火口に落ちてましたw
ここからもう少しだけ頑張って最高地点の剣ヶ峰(3,776m)へ向かいます。
最高地点に到達!
(モータルコンバットの実写版ではありません。外人さんも何組か居ました。)
下り始めたのは14:30。帰りは最短ルートである富士宮ルートで戻ります。最短ということで急坂ですし、延々と岩場ですので疲れます。既に体力の限界に達していて、何度も何度も岩にへたり込みました。
人が少ないのでザクザクという足音以外は無音の世界。
少し高山病の症状も出ていたので岩場を下っていく際の衝撃が頭へ響いて堪えます。
ものすごい眠気も感じましたし、実際山小屋に着くたびにトレッキングポールに頭をもたれかける格好で目をつぶって微動だにしないでグッタリしてました。
もう何度も限界を感じながらも明るいうちに下山しなくてはと気力を振り絞り、18:30になんとか下山しました。
いやーマジでキツかった。
下りでは「もう山登りなんてしたくない」と本気で思ってました(笑
とりあえず温泉入ろうとロードスターを運転して南富士エバーグリーンラインを飛ばすと、すごく楽しくって目が覚めました(笑 アドレナリンってやつでしょうか。
その後温泉浸かって夕ご飯食べたら体力回復したので帰路に着き、無事帰還を果たしました。
翌日である今日はほとんど筋肉痛の気配なし。
呼吸器のスタミナが足りないんでしょうかね。
Posted at 2015/07/31 01:34:34 | |
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