ロングハブボルトに交換(フロント)

純正ハブボルトをなめらせてしまったので、社外品のロングハブボルトに交換します。
交換する製品はHKBのHK-30 NEW日産 10mmロングです。
10mmロングの製品ですが、レヴォーグだと6mmロングになります。

なお、ハブボルトの交換を行うには、ブレーキキャリパーとローターの取り外しが必要になります。

作業には以下の工具が必要でした。
・フロアジャッキ
・ジャッキスタンド
・ソケットレンチ及びソケット14、17、19mm
(メガネレンチでもOK)
・ハンマー
・M12【1.25ピッチ】のナット (ハブボルトの脱着に使用)
・M8【1.25ピッチ】のボルト(ローターの取り外し時に使うかも)
・紐(キャリパーをぶら下げる為に使用、タイラップでもOK)
・ブレーキクリーナー

初めにキャリパーを取り外します。
キャリパー裏側の14mmのボルト2本を外せばOKです。

外したキャリパーにはブレーキホースが付いたままなので、ホースに負担をかけないように、キャリパーを紐などで吊るしておきます。

次にキャリパーブラケットを取り外します。
これも裏側の17mmのボルト2本を外せばOKです。
ブレーキパッド等の部品が一緒にくっついてますので、バラバラにならないように注意してください。

次にローターを外します。
手でローターを引っ張れば外れますが、硬い場合はローターに空いているネジ穴にM8のボルトを入れれば外せます。

次にハブボルトを外します。
表側からボルトをハンマーで叩くだけでハブの裏側から抜けます。
叩きやすいようにボルトの先端にナット(M12 P1.25)を取り付けておきます。
なお、抜けたボルトがバックプレートに干渉して外せない場合は、反対側のタイヤもジャッキアップして、ハブを回転させて外します。

新しいハブボルトを装着します。
表側からナットを締めて行き、ハブとの隙間がなくなればOKです。
ディープソケットを持っていなかったので、M12より大きいナットとワッシャーをスペーサーとして噛ませて、締め込みを行っています。
なお、ハブボルトを差し込む際に、ボルトとハブに切り込まれた縦溝(スプライン)が噛み合っているかどうか、気をつけて下さい。
大抵は勝手に合いますが、合わないとスプラインが潰れてガバガバになります。

ハブボルトが装着できたら、ローターとキャリパーを元に戻して、異常がなければ完成です。
6mmハブボルトが長くなったので、ホイールナットのかかりが深くなり、安心感が増して良かったです。