KENSTYLE パドルシフトの取付 その1(失敗)

取り寄せしていたKENSTYLEのパドルシフトが週半ばに到着していたので、早速取付開始です。

先に申しますと、この整備手帳では製品付属のマニュアル通りに作業を進めましたが、不器用なせいか作業後の動作試験でパドルシフトが全く反応せず・・・

なので自分自身の作業メモ程度で、あまり役に立たないかも・・

画像1は作業前の純正状態です。

まずステアリングを左に90°回し、パドルシフト軸固定バーの部分に付属の取り外し用金具を刺し、プラスチックハンマーでコンコン叩き、ゆっくりとピンを抜きます。

軸固定バーが抜ける瞬間は特に丁寧に・・

今度はステアリングを45°戻し、斜めにした状態で作業をします。

純正パドルを外した根元の部分を覗き込むと、奥側に銅製の接触端子が見えます。
これをマニュアル通り、精密ドライバを使ってエンジンルーム側にスライドさせておきます。

純正パドル側の差し込み部分に白い樹脂パーツとスプリングが嵌っています。
この白い樹脂パーツの先端の突起が先程の銅製端子の窪みに嵌り、スライドする事でスイッチのON/OFFとなります。

この部分を抜き取ります。

画像5のように精密ドライバの先に白い樹脂パーツとスプリングの中央の穴に差し込んで、画像3の銅製端子の中央の窪みに先端を差し込みます。
差し込んだ後、左右にスライドさせて銅製端子がちゃんと動くかをチェックします。

ここからがこの取付作業の最大の難関・・・

白い樹脂パーツを差し込んだ状態をキープしたまま、ロングパドルシフトを差し込みます。
しかし、白い樹脂パーツとスプリングはグリスでギトギトの為、精密ドライバを抜くのが難しい・・
更に、白い樹脂パーツは中央に真っ直ぐ刺さった状態をキープしないとパドルシフトの軸の中央側に嵌らない・・

先のステップで相当神経を擦り減らしました・・・

白い樹脂パーツを上手く嵌め込んだものの、今度はパドルシフトの差し込み量が後5mm程度の所で刺さりません。純正パドルは奥までスっと刺さるのに・・・
違和感を感じつつも、最後までグっと押し込む事で何とか嵌りました。

後は固定軸を元通りに通して完成・・・　ですが。

動作チェックを行ったものの、10回に1回程度しか反応しません・・・
しかもパドルの動きも非常に鈍い・・・

何度か取り外ししては神経を擦り減らす作業を繰り返しましたが全く改善出来ず。
まさかのスイッチ破壊も頭をよぎり、不安が広がります・・・

という事で、この日の午前中は取付大失敗にて終了・・・