2007 全日本ジムカーナ選手権 第1戦
投稿日 : 2007年03月19日
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3月18日、厳しい寒波が日本列島に近づいている中で全日本ジムカーナ選手権が開幕を迎えました。
舞台は奈良県の名阪スポーツランド。国道25号線(名阪国道)沿いにあり、今回はCコースが会場となりました。
まずはN1クラスから第1ヒート開始。
鮮やかなブルーのトヨタヴィッツは、亀山伸一選手/ふくはらようへい選手のダブルエントリーです。
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N1クラスに続いてSA1クラスが走行。
ゼッケン27番のホンダシビックを駆るのは河辺智紀選手。
写真でもはっきり分かるように、冷たい風の中を小雪が舞うというコンディション。
路面はセミウェットからドライに転じつつありますが、路面温度が極端に低いので各選手は苦労していたようです。
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今回のコースは前半がテクニカル、後半はハイスピードというレイアウト。
改造範囲が厳しく制限されたN車両、エンジン排気量1000cc以上の前輪駆動車はN2クラスに分類されます。
55号車は工藤典史選手、TOYO TIREカラーが存在感を見せています。
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やはりジムカーナの醍醐味を後輪駆動車に求める人も少なくないでしょう。
ステアリング操作とアクセルワークを駆使してターンを決めるテクニックの応酬は、見ている者をも惹きつけます。
WAKO'SカラーのホンダS2000はN3クラス、三浦健太郎選手。
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SA車両はN車両よりも改造範囲が広いですが、あくまでもナンバー付車両。
合法チューニングカーの理想形、という表現も出来るかもしれません。なぜ"理想形"なのかというと、闇雲にパワーだけを追い求めたりせず、あくまでも高次元でのバランスを重視して作られているからです。
写真の三菱ランサーエボリューションを駆るのは津川信次選手。
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今回のコースはミニサーキット風なので、ハイスピード区間では豪快な「縁石またぎ」を多くの車両が見せました。
N3クラスのマツダRX-7、ゼッケン111番は千葉圭一選手。
広島から今回の開幕戦に参戦しています。
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事実上「何でもあり」といった感じのDクラス。
独特のシルエットをした競技専用マシンたちが鎬を削っています。
今回の開幕戦は前年チャンピオンが欠場。
その隙に、という訳ではありませんが、優勝を飾ったのはOHLINSカラーのYT41で参戦する村上仁選手。
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ジムカーナというとパイロンで作られたコースを想像される方も多いでしょう。
しかし、最近の全日本選手権ではフルパイロンコースは少数派になりつつあります。
とは言え、やはりジムカーナといえばパイロンを如何に巧くクリアするかも大きな見どころのひとつ。
N4クラスの三菱ランサーエボリューション、143号車のドライバーは石本啓介選手。その目線はパイロンに集中している様子が良くわかります。
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