MiniCar｜RAI'S トヨタ ハイエース DX 警視庁高速道路交通警察隊誘導標識車

RAI'Sの新作は、これまでにない新機軸の企画でリリースされました。
それが2台のトヨタハイエース。
警視庁仕様は高速道路交通警察隊に所属する誘導標識車がモデル化されました。

その名の通り高速道路を管轄する部隊に所属し、主に交通事故の処理などで車線規制を行なう場合などに活躍している車です。

ベースは現行型のトヨタハイエース。
警察車両としても使い勝手の良さと高い信頼性を武器に、いろいろな部署で重宝されている車種です。

カラーリングは白黒ツートンの制服仕様、標準ボディ／標準ルーフの2000DXをベースとしています。
いわゆる"5ナンバーサイズ"になりますが、やはり機動性や使い勝手の面でメリットが大きいのでしょう。

フロントフェイスで特徴的なのは、グリル部に設けられた前面警光灯。
最新のLED式が採用されており、小さな筐体ながら大光量で先行車に存在をしっかり認知させることが出来ます。

ルーフ上には、前席上にサーチライトを一対備えます。
これは夜間や悪天候時の事故処理などで威力を発揮、迅速かつ的確な対応には欠かせないアイテムでしょう。

この車を象徴する装備が、ルーフ後端に設けられている誘導標識装置。
LED式で色々な文字や図形を表示させ、車線規制などを後方からやってくる車両に指示することができます。

その筐体の上にはバータイプの散光式警光灯を装備。
高い位置に設けられているので、遠い場所からの被視認性も高く、特に交通事故の多い夜間や悪天候時の二次事故防止に効果的です。

このような標識車はトミカなどの玩具系ミニカーではリリースされる機会も多かったのですが、細部のディテールまで造り込まれた本格的なミニカーの登場は今回の作品が初めてともいえます。

他のRAI'Sシリーズ同様に1/43スケールですが、ひときわ大きく存在感のあるモデル。
専用のディスプレイケースにおさまる姿は、なかなか高い満足感を与えてくれる逸品です。