燃費計の表示変更
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
カングーちゃんは欧州車のため、せっかく燃費計が付いているにもかかわらず日本では一般的な表記ではない「L/100km」、つまり「100km走るのにガソリンを何L消費したの?」っていう表記方法。
10L/100kmで10km/Lって事ですね。
この表記方法だと数字が小さくなればなるほど偉いわけですが、日本人の僕にとってはいまいち直感的ではないのである。
いや、慣れろよ、なんて言われたらそれまでではあるのですが。
そこで、ルノー乗りの中でもいらんことする奴の間では定番であろう、「ddt4all」なるものを使ってコンピューターをハック、表記変更してみました。
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設定項目。
車種設定はもちろん
「KANGOOII」
ECU name は
「TDB」の中の
「Tdb_X61_VE_1.7」
Action は
「Configuration Tdb」の中の
「Configuration et options 1/2」
を選択。すると、画面右半分の「Screen」欄にごちゃごちゃでてきますので、そのうちの
「Type Affichage ADAC」
が今回変更する項目です。
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画面左上のアインシュタインみたいなボタンを押すと書き込み可能モードになるので、それを選択した後
「Type Affichage ADAC」
の右側にある
「Litres / 100Kms」
の項目をプルダウンメニューから
「Kms / 1Litre」
に変更。
更にその右側にある「Ecriture Type Afficarge ADAC」
をクリック。
最後に項目の上の方にある
「Prise en Compte Changements」
でECUの情報を更新してやれば完了です。
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無事にKm/L表記になりました。
ていうかちゃんと設定できるようにしてあるなら市場を考えてそのように設定してから売ってくれよルノー・ジャポンさんよ。
あ、あとフランス語?難しい。英語も大して読めないのにさ。
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ホントは最初に言っておくべきなんでしょうけど、
!!!!!!!!!!!!!
ECUをハックして勝手に書き換える作業です。素人が手を出していいように作られてはいません
!!!!!!!!!!!!!
僕のカングーちゃんの年式、ソフトウェアのバージョン、スキャンツールのロット、様々な要素が絡んで成功したに過ぎないだけかもしれません。
最悪の場合、エラーログがでまくって警告灯がきらびやかに点灯するばかりか、愛するカングーちゃんがでっかい文鎮になってしまう覚悟をした上で作業してください。
エンジンがかからなくなったり、メーカー保証が受けられなくなったり、そんな弊害があったとしても僕は一切責任を負いませんのであしからず。
そんなことあとから言われてもOBD2スキャンツールポチっちゃったじゃん!って方はスマホアプリのTorqueでも買ってスマホをブースト計にでもして楽しんでください。幸せになれます。きっと。
設定項目は他にも色々あるので、鬱陶しいアイドリングストップをキャンセルしたり、エンストの原因であるヒルスタートアシストをキャンセルしたり、おバカなオートワイパーをキャンセルしたり、そんなことをやれたらいいなあ。
そうそう、リセットするってことは時計とか今までの平均燃費とかTRIPメーターとか全部リセットされるので燃費とかしっかりつけてる人はお気をつけて。
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追記
そういえば3ヶ月点検出したときは特にツッコまれなかったのでバレなければセーフ。
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