リヤブレーキシュー交換

わたーしの記憶が正しければ、正式名称はリーディング･トレーリング式ドラムブレーキ。

フロント側のシューは前進時のブレーキでより強く効くように作用し、リヤ側のシューはバック時により効くのが特徴・・・だってフロント側が激減り。

ちなみにディスク式より制動力が確保しやすくコストが安いのですが、放熱性が劣るためにフロントにはディスク、リヤはドラムというスタイルが一般的になったそうです。

今回はホイールベアリングのガタ大によりデフオイルがドラム内に漏れ、ライニングに染み込んで劣化させ、堆積した泥砂によって磨耗が早まり交換となりました。

新品時は６ｍｍくらいありますが、外したシューは１ｍｍきってました・・・
ホイールベアリングは車検時にディーラーにて交換済みです。

作業は左右のホールドピンを90度回せば全て外れるので、あとはバックプレート清掃、シュー当たり面にグリス塗布して元どおり(←これ重要)組みます。
ライニング表面には軽くペーパーを当てておきます。

おっと、組む前にオートアジャスターのカムを引っ込めてやりましょう。そのままだと戻ったライニングの厚さでドラムがはまりません。

ドラム側も軽くペーパーを当てます。
縁に堆積した泥砂はマイナスドライバーでほじくり返します。

日清紡製、品番はＮＮ５５２６－２７とＮＮ５５２６－２８でした。

最後になりましたが、ドラムを外す時はホイールを外さずに中心の4本のナットを外すだけでＯＫです。
このあたりはトラックを意識させますね。