高速最高速引き上げと、軽自動車の限界

こんにちわ。
めっきり寒くなってきましたね。
みなさんお元気ですか？

私は風邪を思いっきりひきました。
最近寒くなってきていますからね、それにやられましたよ。
久し振りだからやっぱり辛いですね。
鼻もどんどんと出るし、喉は痛いし、さらに熱がでて具合が悪い。

やっぱり健康が一番ですよねぇ。

ま、それはともかく

新東名と東北道の一部高速道路で、
最高速度を現行の100㎞から110㎞へと引き上げる試行が発表されましたね。

普段高速道路を利用している人からしたら、
100㎞が110㎞へと引き上げられたとしても、

(　´_ゝ｀)ﾌｰﾝ

って感じだと思います。
だって、皆さん普通に100㎞オーバーの速度で走っていますからね。
経験則では、120㎞位で走られている人が多い気がします。
だから、引き上げられても別に変わらないんじゃない？
って思うでしょ。

でも、登録車は大丈夫だとしても軽自動車はどうでしょうか。

最高速度が110㎞になったっていうことは、
多くのクルマがその速度で巡行するようになるってことです。
今の軽自動車ってしっかりと作られているから、
NAでも100㎞巡行とか全然平気です。110㎞でも平気でしょう。

ならOKじゃんって思うでしょ？

でも考えてみてください。
追い越し加速はどうなんだろうって。
100㎞で走っていて追い越しをするときって、120とか130とかまで加速しますよね。
軽自動車のリミットって135kmだそうなので、
35㎞/hの余裕があるわけです。

でもこれが110㎞になったら？120㎞になったら？

はい。

軽自動車はNAでもターボでも、
追い越しがとても困難になるんですよね。


私、思うんですよ。
奇しくもスズキとトヨタの業務提携が伝えられてきた今こそ、
軽自動車の規格を拡大。或いは廃止した方が良いのではないかってね。

軽自動車の規格を外国で通用するサイズに拡大する
或いは
軽規格を廃止して、自動車税制を抜本的に見直す

これが最終的にメーカーのコスト削減につながり、
日本の自動車業界全体の競争力強化に繋がると思うんですよね。

高度経済成長期とは違い、日本の市場はどんどんと縮小していきます。
ガラパゴス規格に経営資源を割くというのは、
それだけで、企業にとって負担ですからね。