栃木県宇都宮市の「増高自動車」さんによる、初代アルシオーネVX 車検の記録パ
ート④です。
前回の車検から数ヶ月後、前のATF交換から4万キロ程度走ったため交換することに。
その時の交換ではATFオイルパンガスケット交換と同時に全量交換したはずなので、今回はディラーでの下抜き交換程度でいいかと考えたのが失敗だった。
4速ロックアップの際に、グローブボックスの蓋が勝手に開くんじゃないかというくらいの
「ズドドーン!」
という振動が出るようになってしまった。
すぐに千葉技研さんに相談し、D1ケミカルのSOD-1Plusの添加、ATF油量調整をしてもらったところ直った。
SOD-1Plus すげえな!
と思ったが、それ以外に単にATF油量を間違えていたのではなかろうか。
アルシオーネのATFレベルゲージは現代のものと違うし。
若い整備士さんはこちらと目を合わせなかった。
まぁ頼んだこちらのミス。
なので今回は、車に出来る限りのことをしておきたかった。
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オートマチックトランスミッションのオイルパンも漏れがあったためガスケットの交換
マグネットに鉄粉がかなり付着しています。
綺麗にして組み付けます。
内部に残ったフルードは外付オイルクーラーで圧送交換します。
アイドリング回転の不安があるようですのでアイドルコントロールバルブとスロットルバルブを洗浄します。
アイドリング中はスロットルバルブをバイパスした空気をこのバルブで調整してアイドル回転数をコントロールしています。
中は結構汚れるので定期的な洗浄が必要です。
洗浄後
スロットルバルブ
洗浄後
今回、修理も含めて多くの整備を行いましたが、この時代の車両の部品入手は非常に困難で整備自体よりも部品探しの方が時間が掛かります。
当然部品があったとしても部品代も高くなりがちですし時間もかなり掛かります、そのような負担も含めてユーザーには覚悟が求められます。
https://www.facebook.com/%E5%A2%97%E9%AB%98%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A-1587245924851962
https://masutaka.co.jp/breakdown/64062/
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さらに素晴らしいタイミングでワコーズの営業さんが来られたので、在庫切れだったATF添加剤 CORE701 をゲット。
ロックアップ時の衝撃・・・・・トラブル前よりも減った。
渋滞でたまに出る1~2速変速時のドッという衝撃・・・・・まぁ良くなった。
車が前に進む感覚・・・・・とても強くなった。車が速くなり、普通に日常移動タイムが縮んでいると思われる。
ダイレクト感が増して、ボディまで硬くなったように感じる。
というか、車の性格までちょっとスポーティに変わってしまった。もっとアクセル踏んでみてと積極的にあおってくる感じになった。
アイドルコントロールバルブとスロットルバルブ洗浄の成果で、低速時のアクセルオフでアイドリングが300回転程度まで下がりすぎる現象も消滅した。
Posted at 2021/05/27 02:05:29 |
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SUBARU XT-6 | 日記