エンジンオーバーホール後の続きをアップしわすれていたので載せておきます。
1番圧縮1.2m
2番圧縮1.2m
3番圧縮1.2m
本当は1.3mpaは欲しいところですが、経費節減のためシリンダーホーニングetcを行わなかったので致し方ないところでしょう。オーバーサイズピストンもメーカーから出ませんしね。まあ1.2mあれば十分走ってくれると思います。
あとこのバモスのエンジン脱着などで、よく話題になるものにラジエター液のエア抜きがありますが実はそんなに難しい事ではないと思っています。
私自身、他メーカーのクルマでもほぼ同じ作業しかしませんし。
少し違うのはフロントをジャッキアップしてエアが抜けやすくすることと、
このクルマはサーモスタット全開温度やラジエターファンの回転開始温度が98度に設定してあることを意識するくらいことぐらいでしょうか。
よく見かけるのがラジエターキャップを開けたままエア抜きをしている動画などですが、これだとファンが回るまで(=サーモが開くまで)暖気をしながらエア抜きをしても沸騰してしまうのでいつまでたってもエア抜きが終わらないと言うことになります。多分この辺が理解されてないだけではと・・・
私のやり方が正しいかどうかは知りませんが一応簡単に記載しておくと
1.ラジエター液を注入する。このときラジエターロアホース側のブリーダーを開けておくとエアが抜けやすい。大体抜けたら忘れずに閉めておく。
2.インマニ付近にあるブリーダーからエア抜きをする
3.フロントジャッキアップしてエンジンを始動する(ラジエターキャップは開けたまま)
4.ラジエター液を補充しながらインマニの所からエア抜きを時々行う。
5.
ファンが回ったらすぐにエンジンを止める。
エンジンを止めるとゴボゴボといってロアホース側のエアが大量に抜けてくるはず(サーモスタットが開いているため)
このときエンジンをかけっぱなしにしているとロアホース側に入っていたエアがエンジン側に入ってしまうのでファンがずっと回りっぱなしになってしまいます。
6.再度インマニの所からエア抜きをした上でラジエター上面までLLCを注入してラジエターキャップを閉める。
7.エンジンを始動してラジエターファンが回るまで暖機する。ファンが回ったらサーモが開いているということなので、ロアホース(エンジン側)をにぎって熱い水が回ってきていることを確認する。
このときエア抜きがうまくいっていたらファンは5秒くらいで停止するはず。水温が93度(だったかな?)になったら停止する仕様だったと思います。
8.これでほぼエアは抜けているはずなのでエンジン回転を2千か3千くらいをキープさせてヒーターコアやラジエターホースのくの字になっているところに貯まっているであろうエアを吐き出させます。(私は実走行に行きます、手っ取り早いので)
9.一旦エンジンを冷やしてから再度インマニブリーダーからエア混入がないか確認した上でラジエターとリザーブタンクにLLCを注入して終了です。
Posted at 2020/09/24 10:48:44 | |
トラックバック(0) |
バモスターボ | クルマ