マスターシリンダーOH

納車したときからブレーキの引きずりに見舞われ、症状はひどくなり発進もままならないほどに....

何故？

とりあえずフルードを交換してみようと思いリザーバータンクのふたをあけたら物凄く黄ばんでる...（写真撮り忘れました）

ブリードバルブを開いてブレーキを踏んでみてもフルードがでてこない

何故？？

とりあえず黄ばんだリザーバータンクのフルードを注射器で吸いだしてみる

なにこれゼリーじゃん

ここから始まる苦しみのトラブルシューティング

出てこない　→　ゼリーが詰まった？

ので

マスター洗浄してみる→フルード出てこない

キャリパー？→分解、洗浄→出てこない

ってかそもそもなんでゼリー？

ない頭をひねり、いろいろ考え、分解すること幾星霜....

結果的にはマスターシリンダーのゴムがふにゃふにゃになっていたのが原因でした。

右が新品、左がふにゃふにゃ
写真だとわかりにくいですがゴムが膨張しています。

原因としてはグリコール系とシリコン系のフルードを混ぜたためであると考えられます。

グリコール系とシリコン系を混ぜるとフルードがゼリーになるだけでなく、ゴム類もふやかしてしまうらしいのです。

ふやけてしまったマスターシリンダーは密閉性を失い、踏んでも圧がかからず（フルードが出てこない）、リターンポートも正常に動作せずブレーキが戻らなくなるということでした。
（ってかこの解釈であってますか？）


ド素人なのでなかなかこの解にたどりつかず半泣き状態でした。

結果的にちゃんと動作するようになりました。

またまた写真がありませんが

続いてはエア抜きです。
これもド素人なのでエアがちっとも抜けず半泣きでした。

ブレーキの全量交換はよくやりますが、バラバラにして完全にエアが入っている状態で作業するのは始めてです。

普通にエア抜きすればいいでしょw

なんで思ってましたが、

いつも通りの方法で死ぬほどブレーキ踏みまくりましたが全然抜けません

またまた試行錯誤すること幾星霜...

マスター単体でエア抜き
↓
キャリパーを外しブリードバルブを上にしてエア抜き

しないとエアが完全に抜けないとわかりました...
（その後ショップの方に聞いたところ、オイルチェンジャーなどで吸い出すと効率的とのことでした）

が

まだふかふかします。

何故？

ちっともエアが抜けないのでフルードを使いまわしていたら小さな気泡が入っていたようです。

これでマシになりました。

まあ、一応走れる状態になりました。

循環させて使っていたので実際に使用したわけではありませんが計算上7.5Lを使ってエア抜きをしたことになります。

何千回踏んだのかわかりません。

知識がないものが見る地獄でした。


一件落着かとは思いましたが、正直インテの正常な状態のブレーキを知らないので不安です。

のでショップに持っていくと

「まだダメ」

とのこと...

もしかしたらブレーキホースが劣化して圧がかかるとき膨張してしまっているかもしれないとのこと

15万kｍ無交換ですしね...

これでステンメッシュのブレーキホースに交換することに

苦しみのエア抜きは続くのでした。