2008年11月29日
メーカーからの回答
おそくなりましたが、回答を報告致します。
なおこの度に報告する内容は、私の車両に使用状況などの聞き取り調査を含め、私の車両をメーカーで精査しくまなく分解調査、及び必要な再現テストなどを終え、出て来ました最終結果です。
なお、先のようにメーカーからの調査にあたり私の車の使用状況の聞き取り、またその聞き取り内容が車両の状態と一致するかもしくはそうではないかという大事な検証を踏まえ出てまいりました重要なものでもあります。
それではまずその聞き取り内容からですが、「例の舵角制御を解除し時折走行していた。 また、サーキットを1度走行した事がある、及び、サイドターンの練習を30分程、ジムカーナ場でおこなったことがある。またディーラー以外では一切整備などは行って
おらず、また電子制御の解除以外何ら変更された部分はなく、交換したパーツもない。そしてディーラーできっちりと的確な時期に必要な整備を受けている。」です。
そして改めてですが、それらの内容を踏まえた上で調査され、調査内容の重点もユーザーの過失がないか、または整備不良もしくはディーラー以外で整備した痕跡、もしくは取替えらた部品はないか、そしてリコール自体に不備はなかったか及び再リコールに該当するものか、そしてこの度の原因はどこにあったかという核心の部分。
つまりなぜ起こってしまったのかという最重要な最終調査結果を出すために、以上の聞き取りを踏まえた上で車両を精査し分解及びリコールに問題がなかったか?また、再リコールに該当するかなどのテストした上でメーカーから発行された正式な回答内容である
ということであります。
それではまず1番重要な結果からですが、当初の想定通り、ディーラーで行われたリコール作業時に起こった何らかの「ミス」しか考えられないというものでした。
具体的にメーカーの調査内容による断定事項を申し上げると、リコールに関する部分であるNo,4エンジンマウントブラケットのねじ山が4~5部山無くなっていたため脱落事故が起こったとされる。というものでした。
次に、ではなぜ脱落にまで至ってしまったのかの詳細ですが、
No,4エンジンマウントとそのブラケットをつないでるボルトの締結トルクが減少してる状態が続いたため、走行中に落ちるに至ったものと判断される。
次に(ここが重要ですが)、ではなぜ締結トルクが減少したか?ですが、まずそこに触れる前に、1番重要な部分である、私に責任が生じたか如何ですが、上記の聞き取り内容の中の「例の舵角制御を解除し時折走行していた。 また、サーキットを1度走行した事がある、及び、サイドターンの練習を30分程、ジムカーナ場でおこなったことがある。」の部分が関係しそのために脱落に至る引き金である締結トルクの減少が生じたのではないか?つまりはこれらの行為により、強い駆動トルクをかけたがためにボルトの締結
トルクの減少を招いたのではないか?という部分。
よっては、つまり私に責任があるのではという部分ですが、精査、また調査及び再現などのテストをした上で出てきました最終調査結果にはっきりと、
「エンジンマウントのストッパー金具の変形量より、激しい駆動トルク入力による締結トルクの減少ではないことが確認でき断定できる。」とあり、ユーザー、つまり私に一切責任がないと断定出来るとのことです。
また、この断定事項に至るに及び、当たり前ですが車両全体をくまなく調査、分解精査した結果より、車両はディーラー以外で何ら整備を行ってないことの確認及び、パーツの付加及び交換などを行っていないことも確認出来また、ミッション脱落時の損傷部分(ドライブシャフトやステアリングシャフトなど)以外にはECUや他の回転部分には故障や損傷部分もちろんのこと、ないとのことでした。
なお、重要なことであります再リコールなどに値するのか否か? ですが、そうではなく再リコールにはならないとのことでした。
具体的には、再度リコール作業の検証及び再現テストを行い、その結果、当たり前ですが、
きっちりとリコール作業の手順書通りに作業を行っていれば例え、「非常に大きな応力がマウントに入力されても締結トルクの減少は起こりえないことが確認されまた、リコール作業後に外部から想定外の入力や件のボルトを締め付けるなどの作業が行われたか否かについても車両を分解し精査しまた分解調査し調べたがその可能性がないことも確認できた。」とのことでした。
以上のことにより、リコール作業を的確に作業をしていただいてたらこの度のことは起こらなかったということであり、つまりは、核心である、なぜ「No,4エンジンマウントとそのブラケットをつないでるボルトの締結トルクが減少」が生じたかは、最初に書いたとおりに断定は出来ないが、「リコール作業時にボルトの締め付けトルクを誤ったか、もしくはマウントとブラケットの勘合部分がずれたまま規定のトルクで締め付けたために、その後、正規の位置におさまりそのために、マウントとブラケットに隙間が生じ、
よって、締結トルクの低下が起こり、今回の惨事になった以外考えれない。」というものでした。
これが全ての結果であり、事の発端よりディーラーと私の双方が示した見解つまり、当初よりディーラーでの簡易調査より分かっていた通り、私には一切責任がないことも明確にメーカーが断定し、そして、最悪の結果であった、再リコールにも該当せず云わば、
ただの「作業ミス」となりました。
もちろんただの「作業ミス」で済ませれるものではありませんし、絶対に起こってはいけな事にかわりはなく、これについては間違いなく疑いようのないことですが。
とにかく何よりも本当に、本当に怪我一つなく助かりよかったです。
最悪のこと-私及び同乗していた小さな子どもを抱えた身である妹夫妻が死んでること-を考えたら今でも本当に怖く、本当に怪我ひとつ負わずにに助かってよかったです。
だって、妹夫妻にはまだ小さな子ども、-何にも変えられない大事な大事な存在の-がいるのですからね。
そして、また、本当に再リコールにならずによかった。私達家族以外に同様な目にあわずによかった。
ただ、残念ながら原因は断定できないとなりましたが、それでも肝心なことである、「間違いなくリコール作業の指示通り、作業を行えば大丈夫。」なのが確認できたのが幸いでありましたね。
と、締めくくり終わる予定でしたが、私以外にも大変残念なことにミッション脱落が起こってるようですね。
おそらく今回の、メーカーの最終調査結果、つまり、リコール自体には一切不備がなく、再リコールにもならないというのが確かめられた最終調査結果により、おそらく同じ原因であると思われますが、結果を見守りたいと思います。
しかし、もうこれ以上絶対におこらないようにしていただきたいものです。
同じ原因であれば、締結トルクが規定値でおさまってるか及び勘合部分に問題がないかなどを確認するという方法で防げると思われるわけですからね。
以上です。
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Posted at
2008/11/29 07:11:29
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