スロットルボディ清掃 パート3 ECU学習

パート1と2でスロットルボディ回りを清掃し、元通りに取り付けました。

その状態でエンジンをかけてみます。
するとアイドリングが｢ウォーーーン｣と高くなり一向に下がりません。

そこで、交換後のスロットル全閉位置と自己学習機能を起動させます。

まずは＂スロットル全閉位置学習＂の手順。

・まずは、キースイッチをONに入れ、約2秒以上待つ(エンジンはかけない)
・その後、キースイッチOFFにして10秒以上待つ。
・以上で完了です。


次に＂急速TAS学習＂の手順

・エンジンを暖機させておく
・エアコンやライトなど、エンジンに負荷がかかるものはOFF。
・アクセル全閉状態のままキースイッチをONにして3秒後に、アクセル全開～全閉を５秒以内に５回繰り返す。
・その後、アクセル全閉から７秒後(ここ重要！)、アクセル全開にして、この状態で約10秒間以上保持。
・10秒後にエンジン警告灯が５回程ゆっくり点滅し、点滅開始から約10秒後に点灯状態になる。
・エンジン警告灯点灯後、全閉にして直ぐに（警告灯点灯後3秒以内）エンジンを始動させる。
・エンジン始動から20秒後には、学習終了。
・一度、キースイッチをOFF。10秒以上経過した後、エンジンを始動して確認る。

この手順でアイドリングが、700～800rpmくらいに落ち着けば学習完了。

最初、なかなかエンジンチェックランプ点灯までいかず苦労しました。

ストップウォッチを使い正確に秒数を測りながら実行したら2回目で成功しました。

コツは序盤の3秒と中盤の7秒の所です。
結構、正確にやらないとランプ点灯まで行きません。

で、肝心の走行した感じですが、明らかにアクセルのレスポンスがリニアになり、僅かな踏み込みで車体が進みます。

燃費にもかなり影響が出そうです。

144249km