私が患っているパーキンソン病は、病のせいか、薬のせいかは知らないが幻視、幻聴、幻覚の症状が出ると聞いていたんですが・・・未明の闇の中、ふと目が覚めてしまった、『まだ暗いじゃん、何で目がさめちゃったんだ?眠いのに』と、ぼやいていたら(おはようございます、)女の声で、・・・・『エッ、おはようって、だ、誰が、まだ暗いぜ』そうしたら又(おはようございます)だと。『窓の外に誰かいるのか?客にしちゃあ早すぎるだろう』 カーテンの端をそ~っと開けて見るがもちろんだ~れもいやしない。『これは心霊現象か?それともいよいよ俺も幻聴が始まってしまったのか?いっその事心霊の方が有難いんだが』立ち上がってトイレに行く事に、戸を開け廊下にん出るとトイレの戸が半開きで明かりが 点いている。お袋が掃除をしていた、毎朝やっているのは知っていたが今日は早すぎだろう。「お袋!お~いお袋ってば!!」(93歳で耳が遠い)「何だい、呼んだかい?」 「ああ、俺にさあ、おはようございます。って言った?」「お前にかい、いいや言わないよ」 「だよな」 「おはようがどうしたんだい?朝なら当たり前だろう、お前どうかしてるよ」 「どうもしてねえよ!さっき、おはようございます、って2回聞こえただけさ」 「ああ、それならあたしが言ったんだよ、でもお前に言ったんジャないよ、」「じゃあ誰に言ったんだよ」 「トイレの神様にさあ」だと。 あ~っあ~、寝よ寝よ。 チャン・チャン