N30ルネッサのダイナミックダンパー付きエンジンマウント【備忘録】

ダイナミックダンパー付きエンジンマウントが流用できればアイドリング振動を低減できるかと思いました。が、失敗しましたので記録だけ残しておきます。
P11プリメーラ、U14ブルーバードの4WD車は途中までダイナミックダンパー付き（製廃＝11210-3J200、後対応の3J000はコブ穴のみあるらしい）のようですが、マウントの幅が広いように見えるのとブラケットが違います。

中古車情報を見ていて、N30ルネッサのSR20DET車のみ新車当時はアルミ製エンジンマウントにダイナミックダンパーが着いているということがわかりました。
部品番号は11210-5V401、5V402です。
5V401はW11アベニールも採用（98.8〜99.10 4WD車）しているはずなのですが、鉄製でダンパー無しの部品のようです。（広報車は何故かコブ付きアルミマウント）特に部品番号が変わったということはないようなので、何故着いているのか謎です。

ルネッサの新型車解説書です。
SR20DET車のエンジンルーム
実車とは異なっており、ダンパーはありませんしアルミ製ですね。

ルネッサの新型車解説書
SR20DE
ダイナミックダンパーどころか、ネジ穴のコブもありません。

※KA24DE搭載車は（右側エンジンマウント部にダイナミックダンパーを採用しました）と新型車解説書に記載があり、FASTにも部品番号が載っています。

ルネッサのSR20DE車（11210-5V001）は実車で見ると新型車解説書と同じくダンパー無し、コブ無しです。
しかし、5V001はコブ有りでダンパー用の穴が開いているとわかったので購入してみました。
「5V」と書いてあります。
このマウント、液体封入タイプなのに何故かP11用の半額ぐらいで買えます。

「イマオコーポレーション 防振ゴムVD4-5040M10」を装着し、交換しようと思ったのですが左右方向に長く、残念ながら装着できませんでした。

並べてみるとわかるのですが、まさか寸法が違うとは思わず外してから気が付きました・・・。

前後方向も寸法が違います。
これだけなら少し削れば何とかなるのですが・・・。

ちなみにU13ブルーバードやW10アベニールの一部でもダイナミックダンパーは採用されていますが、形状的に平たい板がマウントに載っているだけで効果に疑問があるのとそもそも製廃で部品番号が変わっているので入手不可能です。（11210-0E001、11210-0E011）