バッテリーのリフレッシュ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ハスラーのバッテリーではありません。
会社の仲間のエスティマのバッテリーです。
2回ほどバッテリーを上げてしまって、最近少し弱い気がするんだけど、と相談を受けました。
2
綺麗なプラスチックのバケツにバッテリー液をあけます。
出来るだけ空にします。
3
真っ黒、バッテリー液はこれだけ汚れてます。
このまましばらく放置し、汚れを沈めます。
4
バッテリー液を放置している間に、バッテリーケースを洗浄します。
ケースに水を入れて、ジャバジャバ揺すり洗浄するを繰り返します。※水は川とか用水路には絶対流さない事!
揺すって洗浄し排出した水が綺麗になるまで、繰り返します。
10回もやれば綺麗になります。
最後にお湯(手を入れれる程度で、なるだけ暑く)で同じ作業をして洗浄は終了です。
ケースからなるだけ水を排出するように逆さにして放置します。
5
放置している間にペットボトルを切って、切った口の方をジョウゴ代わりにして、そこに濾し紙をセットします。
自分は塗料のゴミ取り用の吉野紙を使っています。
キッチンペーパーでも出来ますが、吉野紙の3倍くらい時間が掛かっちゃいます。
濾し紙をセットしたらバケツにあけたバッテリー液の上澄みを静か~に流し濾過します。
バッテリー液が落ちるのが遅くなったら、汚れで紙が詰まっているので都度取り替えます。
6
これを最低二回繰り返します。
右が一回、左が二回濾過したバッテリー液です。
二回濾過するとバッテリー液に混ざっている電極板のカスがほとんど取れます。
7
最後に二回濾過したバッテリー液をケースに戻します。
プラスチックのジョウゴに濾し紙をセットし、静か~にバッテリー液を戻していきます。
六室同じ量になるように、ゆっくりと静かにやりましょう。
8
洗ったケースの水を出来るだけ排出出来ていれば、最初のバッテリー液では量が足りなくなっているはずです。
濾し紙に吸い込んだ分もあるので、350mm程は不足するかと思います。
不足した分は、新しいバッテリー液か精製水を補充します。
これでリフレッシュ作業は終了。
じっくり時間を掛けて(急速じゃないって意味)充電して終了です。
車を所有して三十数年、新品バッテリーを買ったのは二回しかありません、二、三回上げた程度のバッテリーなら、この作業でほぼ新品同等に回復出来ています。
ですが電極が錆びていたり、ボロボロに劣化してしまったバッテリーは何をやっても無駄なので買い換えです。
バッテリー液ですので、作業には注意が必要です。
手につくとピリピリ痛痒いし、目に入ると・・・・入れた事が無いから分からないけど多分かなり痛いはずです。
お金が有れば素直に買うんですが、楽だしね。
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