たまにドライブしてると、越境しようとする道脇あたりで果物を売ってる看板とか見かけることがあります。
手書きで『○○1袋500円(1000円)』とか書いてあり、スーパーとか買い物に行ったりして少しでも相場眼がある人にしてみると「おっ、安いな」と食指が動く訳です。
看板は大体2~3枚ほど一定距離で撤去されない程度で目立つ場所に掲げられ、その先にはワゴン車やトラックなんかが停まっており、仮の売店が設けられています。
そこに車を停めてしまうと大体相手方の術中に引っかかっています。
先の看板に書いてあった商品を注文しようとすると「コレ、○○のキズ物やクズなんだよねぇ。綺麗なのもあるけど○千円だよ」ってお粗末なものを見せられ、言葉巧みに高い商品購入へ誘導されてしまいます。
寄った人間にしてみれば「折角停まったんだから・・・」とか「(お土産にと思ったのに)クズを買ったのでは格好が付かない」とか「行商人さん頑張ってるなぁ」とか複雑な心理が働き、旅の恥は掻き捨てとばかりに高い商品を買わされるハメになると言う話です。
かく言う私も一度どこかでポンカン買わされました(まぁ、美味しかったですけどね)。
もちろん、この手の全てが悪い訳ではなく産地直売で仮店舗してる所なんかは良心的な店舗も多いです。
そこを見分けるカギは、「その場所ならではの売り物か」ってことだと思います。
山の中でカニを売ってたり、今回のようにももの産地でもない所でもも売ってたり、いかにも『怪しい店』だってこと(スマホで事前調査とかする必要ありますが)。
加えてあの手の看板を市中街中で展開すると撤去されますから、車通りはあるが人通りは少ないみたいな所も多いかなと(あと、Uターンしにくい道とか)。
旅先でこんな看板を見かけたらご用心ください。
懐具合に余裕があって「そんなこんなで騙されちゃったよ」とか買った物食べながら土産話をする感じのシチュエーションが欲しい方は寄ってみるのもいいかも知れません。
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Posted at
2017/08/16 12:41:09