時速96キロ‥‥自分には考えられません。

長野県軽井沢町でのスキーツアーバスの事故からおとといで1ヶ月が経ちました。



時間が経つにつれて、驚愕するような事故原因で多くの命と将来を奪われたことが判明しました。法政大学の教授はこの事故を｢事件｣と表現していますが、あながち間違っていません。




事故の1キロ手前からギアがニュートラルで排気ブレーキは全く使わず、時速96キロも出ていた自体考えられないし、普通ならば低めのギア(概ね4速)で排気ブレーキ(またはリターダー)を活用すべきだったと思います。



自分も大型バスの経験はありますが、ブランクはかなりあるし、12mの経験は少なかった方です。しかし、カーブおよび下り坂の多いところであれば、安全に下れる速度で走らなければならないのが必須であるのは分かります。



一般道を時速96キロで走るのも驚愕を通り越していますが、本来ならば高速道路を含めて運行指示にて決められたルートを走らなくてはならないものを、わざわざカーブおよび下り坂の多い碓氷バイパスを選んだこと自体が考えられません🔨



先月14日の出発当日、これで最期を迎えて無言の帰宅をするとは誰が考えたのだろうか!?就職先も内定して、気晴らしに泊まりでスキーを楽しみにしていたはずが、一瞬にして潰されてしまいました。



やはり、車体が大型化するほど内輪差は大きくなるし、それだけ高度が運転技術を求められます。経験不足ならバス会社自体も２週間ぐらいは同乗研修を含めて厳しく研修すべきだと改めて感じます。



今は亡くなられた方々のご冥福を、怪我された方々のお見舞いを申し上げるばかりです。