目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ワイヤレス充電と、電動ホールドと、電動回転機能のあるホルダー(カシムラKW-32)の取り付けです。
下記の条件に合う固定具を作って取り付けました。
ちなみに、ホルダー付属の固定具は、エアコンの吹き出し口のルーバーに挟むものです。ルーバーの向きを変えられない、よく揺れるなど、気に入らないので使っていません。
固定具の条件
◆しっかり固定して少々の段差では振動しない
◆スマホは自分の理想の位置にする
(付けやすい位置で妥協しない)
◆固定部分は既製品ぽい仕上がりにしたい
◆エアコン吹き出し口のルーバーの動きを妨げない
◆USBケーブルは出来るだけ隠す
2
固定具のベースにしたのは、100均のSeriaで買ったスマートフォンスタンドです。同じものを2セット使いました。
スタンドの真ん中にあるケーブルを通す穴が、スマートフォンホルダーのボールジョイントをつかむ部分にはまるサイズでした。
ヒンジ部分を利用して、エアコンの吹き出し口から出す足とつなぎます。
写真のようにパーツを分解、カットして固定具を作りました。
幅の狭い側のヒンジを利用しました。
写真の赤丸で囲んだものを、つないで使いました。
3
ねじはM3低頭ねじを使いました。ナットからはみ出ない長さになるよう、カットして使いました。
裏側の重なる部分は、ボールジョイントのナットが干渉しないギリギリの位置まで詰めました。
スマートフォンホルダーが取り付く部分に粘着テープ付きのフエルトを貼りました。
上下のヒンジの軸間の寸法は、約95mmになりました。
4
固定具の足は、エアコンの吹き出し口の上下の隙間を利用して固定することにしました。
写真に黄色矢印で示す部分は、ルーバーの向きが変わらないダミーのフィンです。
ルーバー部分と風洞部分を分解すると、ダミーのフィンが外せました。
吹き出し口は、内装剥がし工具で車両から外せます。
外したフィンは復元できるように保管しておきます。上下で形が違うので、マスキングテープを貼ってメモを付けておきました。
5
ルーバーと風洞を元通りに組んでから、固定具の足になる部分を取り付けました。
外側からタッピングビスでとめました。
このビスの頭が、後になって車両側にあるリブと干渉する事が分かりました。(7項目に記載)
吹き出し口から固定具の足が出る長さは、スマートフォンホルダーからボールジョイントのナットが外せる隙間が確保できる長さで、固定位置を決めました。
この足は、上下とも、ヒンジが上になる方向で固定しました。
6
固定具と足を固定します。
固定は、ベースにしたスマートフォンスタンドに使われていたピンをそのまま使いました。
向かって左側だけの固定となるので、引っ張れば外れますが、走行中に外れる事はありません。
風洞の横に穴をあけてUSBケーブル通しました。コネクタはタイプCで、最短でケーブルを処理できるように、L型のものを使いました。
吹き出し口からのケーブルの引き出しは、右端のルーバーが無い部分から出しました。
ルーバー側にはみ出さないように、ビニタイで固定しました。
7
車両に取り付けるときに干渉する部分がありました。
タッピングビスの頭と、ダッシュボード側のリブが干渉したので、リブをニッパーで切り取りました。
固定具の上側のヒンジもダッシュボードと干渉しました。
現物合わせで干渉する部分をカットしました。
8
9
<2023/11/4追記>
走行中にヒンジから固定が外れました。片側を差し込んでいただけなので、スマートフォンの重みで少しづつズレてきたようです。
対策として、右側から5mmのタッピングビスを入れました。
固定具の中にある壁に5mmの穴をあけました。ヒンジの軸になるパーツは真ん中が空いているので、ソコにビスが刺さります。
コレで少しはズレにくくなったと思うので、当分様子を見ます。
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