問題点解決 寸足らずシートの前寄せ、足つき改善

一週間悩みに悩み、やはりシートを前に寄せてタンクとの隙間を埋めるという手段を取る事に。
この方法での最初の課題は、フレームとシートを固定するうえで
1.シートカウルに穴を増設する。
2.既設のカウルの穴から金具を伸ばし、フレームの穴と連結する。
見た目的にも、今後ロングタンクにしてシートカウルを使う事も考慮しても、面倒だが2番を選択するのが正しいと判断して作業に取り掛かりました。

そうなると、新たな問題点が出て来たのでした。
シートをタンク側に寄せると、シートフレームの末端部の幅がカウルの幅より広く、カウル内に収まらないのです。
要するに、カウルはケツ萎みになっているので、
60mm程前に持って行くとシートフレームが干渉するという事態。
よく見てみると、シートフレームの末端の方は多少外側に広がっているのです。
広がっているのなら、狭めればいい！という安直な考えで、職場にあった万力に似た金具をシートフレームの末端部に取り付け、フレームを内側へ締め込んで狭めるという荒業を、金曜の仕事終わりに仕込みました。
シートフレームが折れないかどうか、おっかなびっくり慎重に作業したので1時間程かかりましたが、30mm〜40mm程内側に曲げる事ができて、本日の作業へと移行する事ができました。

昨日の土曜は夕方に急遽仕事が入ってしまい、日曜の朝方にやっと帰宅できたので、作業開始は材料調達を終えた午後からになってしまいました。
シート前寄せの構想はできていたので、後は恒例の何とかなるだろうというノリでの遣っ付け仕事です。

実際に苦戦を強いられたのは、シート前方の蝶ネクタイの様な金具の形状。
画像では見えませんが、20mm程のナットがスペーサーの様に挟まっており、ココがボディ側のオフセットと干渉してシート前方が浮き上がるのです。

我ながらファインプレーだったのが、何となく別の目的の為に購入した、トラックの煽り等に使うゴムでした。
蝶ネクタイの間の巨大ナットと車体側のオフセットも外し、アオリゴムで車体とシートの一定の隙間をキープ。
コレやらないと、CDIやらタンク固定ボルトやらが干渉してガタガタするし、シート前方のボルト固定なしでも体重のみで左右ブレを無くせるという優れもの。

完成したのがコレだ。完全に隙間は消滅した。

シート固定穴の工作部分がコレです。
左のボルトが本来というか今までの隙間のできてしまう固定位置なので、60mmほど前方にスライドしております。

ついでというか、ナンバーにテールの白い光が届かない問題は、テールランプ本体とカウルの間に20mmのゴム板を噛ませて前方へと持ってきたのですが…
それでも光が届かない…orz
車検までには良いテールランプを探そう。