純正ブレンボにチタンボルトとか奢ってみるｗ

そんな訳で、錆びてしまって見栄えの悪い純正ブレンボキャリパーのボルト関係をチタンに変更しちゃいました。
まずは3YKジョグZR用のヤマハ純正ブレンボキャリパーのネジサイズ一覧
・ブリーダープラグ　M8　p1.25
・バンジョーボルト　M10　p1.25
・ローターボルト　M10×20　p1.25
・キャリパーブリッジボルト　M8×35　p1.25
・フランジボルト(キャリパー装着ボルト)　M8×20　p1.25
オマケ
・リアホイールナット　M14　p1.50

とりわけ強度が求められるのはブリッジボルトとフランジボルトで、ここはキャリパーの剛性感にも係ってきますのでガチのチタン合金(64チタン)で逝きます。
※64チタン(Ti-6AI-4V)は、最も広く使われるチタン合金で、～300℃までの高温強度もあり加工性、溶接性、靭性のバランスもよく、疲労強度も優れているチタン合金です。

チタン特有の妖しい輝きです。
持ってみると重量の方もチタンはかなり軽い事がわかります。明らかに軽いです。

こちらはフランジボルト。
チタンなんでバーナーで焼き入れしたいトコですが、焼き方によってはボルトの強度バランスが崩れる可能性がありますのでブリッジボルトとかフランジボルトに対してバーナーで焼き入れするのはやめておいた方が無難でしょう。
応力の懸からない箇所ならきちっと焼き入れしちゃいますけどね。

あと意外と重要なのがブリーダープラグで安い純正の鋳物を何個かストックしておいて使い倒すのも有りなのですが、うっかり固着しちゃうと大変な事になりますので思い切ってここもチタンに変更しちゃいます。
バンジョーボルトは強度より防錆性能が大事になってきますのでチタン風味のSUSで十分かと思われます。

サクサクと交換します。
ブリッジボルトはこの1本毎に交換すればフルードが漏れてくることはありませんでした。バンジョーとかプラグを着脱すれば流石にフルードが漏れますので作業後のエア抜きは必ず行いましょう。

例の場所まで試しに行ってみる。
剛性感とか変化があったかな、と思いながら走りましたが全然変化を感じることはありませんｗ

しかし見た目は断然よくなりますねｗ

ついでにリアのホイルナットもステンに交換して完成。おしゃれは足元から、と言いますが、まぁ引き締まるわな。